ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

制作 : 谷川 俊太郎 
  • 好学社
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本棚登録 : 347
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020073

感想・レビュー・書評

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  • 不思議な描写の背景と、シンプルな登場人物達。
    「ぶぶんひん」という表現もやわらかくて素敵。

  • 世の中にはいろんな人がいて、自分ってなんだろうって思う時もあるんだけど、私は私で大丈夫なんだなぁって思ってしまった。頑張ってこうできないと駄目かもとか、コレが出来なきゃ駄目かなとか思うんだけど、そうじゃないんだなというのを、本当に分かりやすく教えてくれる絵本だった。

    私は何もつけないで、私のままでいいんだなと思えて元気がでた。

  • 自分は小さくて取るに足らない存在で、きっと大きな誰かの一部分なんだろうと思い込んでいるペツェッティーノ。だけど誰もがみんな「なくした部分なんてない」っていう。そして、旅の終わりにペツェッティーノは気づく。自分もたくさんの一部分でなりたつひとつの独立した存在なんだということに。

    足りない何かを探すのではなく、自分が誰かの足りない何かなのではないかと思い込んで自分探しをするのが面白く、絵本なのに、キャラクターに顔が一切ないのが独特、斬新。

    谷川俊太郎さんの翻訳は素敵だけど、「ぶぶんひん」という言葉がさすがにわかりにくい。自分が訳すならどうするかなぁ。

  • ストーリーが持っているテーマも素晴らしいけれど、何と言ってもそのデザイン性がちょっと普通の絵本とはレベル違いです。

  • じぶんは部分品だと思い込んだペツエッティーノのじぶんさがしのはなし

    あおくんときいろちゃんの作者と、谷川俊太郎の訳、絵がいいかんじ。
    C8797
    再読3歳

  • どんな形、物でも、それはそれなりに立派な個体なのね〜

  • 小さく、誰かのパーツじゃないかと思い悩むペツェッティーノ。
    人と比較するんじゃなく、自分が自分である事に気づき、受け入れることを知った時、生き生きと輝き出す。
    レオレオニのいつものあたたかなメッセージ。

  • タイトルとカラフルな表紙に惹かれましたが、内容もなかなか。
    作者の作品は「スイミー」しか知りませんでしたが、他の作品も読んでみようと思います。

  • 一度こなごなにならなきゃ自分が自分だって気付けないのか
    と思うと悲しい。
    でも、じぶんじしんをひろいあつめて戻ってきたら
    そこには待っててくれる友達がいる、
    そう思うととても救われる。

  • じぶんをみつけた ぶぶんひんのはなし

    ペツェッティーノは 周りを見ると 
    大きくていろんなことが出来るので
    自分は 「部分品」だと思っていた。
    ペツェッティーノは いろんなやつに 
    ぼくはあなたの部分品ではないか?
    と質問して回った。

    はしるやつ、つよいやつ、およぐやつ、やまにのぼるやつ、
    とんでいるやつ、ほらあなにすんでいるかしこいやつ・・・

    かしこいやつに こなごな島に行ってごらんと言われて
    ペツェッティーノは こなごな島に行った。
    そこで けつまずいて こなごなになってしまった。
    ペツェッティーノは こなごなになった自分を集めて・・・
    もとの身体に戻った。

    それで、みんなのところに戻って・・・
    『ぼくは ぼくなんだ!』と叫ぶ。

    レオレオーニは あおくんきいろちゃん カメレオンの話
    は タクミに 自分と言うものを教えてくれる。
    このぶぶんひんの話も 実にたくみに ぼく を語ろうとする。

    そうなんですね。
    『ぼくは ぼくなんだ!』

著者プロフィール

レオ・レオニ(Leo Lionni)
1910年5月5日 - 1999年10月11日
オランダのアムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、絵本作家。第二次大戦でアメリカに亡命し、デザイナーとして活躍。『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー以後、『スイミー』『平行植物』など多数の作品を残した。
ドイツからアメリカに戻ったばかりのエリック・カールにニューヨーク・タイムズへの就職を斡旋、諸々の便宜を図り世に出るのを後押ししたことでも知られる。

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