- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769020080
感想・レビュー・書評
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小1の教科書に、オススメ図書として載っていた1冊です。
新小2になった娘と読もうと、図書館で借りました。
やさしくわかりやすい文なのに、言っていることが深くて、まるで哲学の絵本のようでした。
まわりの環境によって色が変わってしまうカメレオン。
自分だけの色をもてないと嘆きます。
しかしわたしは、本体はちゃんとカメレオンのままなのに、しなやかにまわりの色も取り入れられるカメレオンは、すごいなと思いました。
もちろん、自分だけの色を持つこともいいことです。
しかし自分のカラーを持ちすぎて、まわりと噛み合わなすぎることで生まれる生きづらさもあります。
かといって、まわりに合わせすぎてばかりでも、自分を封じすぎてのしんどさが溜まってしまいます。
だからカメレオンみたいに、自分のまま、バランスよくまわりにも溶けこめる力は、それはそれでスゴい才能だと思うのです。
このカメレオンのように、そうした生き方を理解してくれる仲間がいることも、心強いことです。
カメレオンはカメレオンという自分の特性をもったまま、それを活かして生きていけたら、しあわせは訪れるのだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妊娠中に買った、読み聞かせ用の絵本。
私自身、小さい頃からレオ・レオニが大好きで、娘用に少しずつ揃えるつもりでいます。
娘が産まれて初めて触れた絵本もコレ。
今でもカメレオンを指さしてうれしそうにしています。 -
大人が読むと深い内容。
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大人子供関係なく楽しめる絵本。
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カメレオンにもカメレオンなりの悩みがある。
変化のなかで自分を見失う不安感、焦燥感が淡々と伝わってくるものの、最後はしっかり着地できるストーリ展開に安心感を覚えます。 -
個性とは見た目じゃない。
・・なんてことを考えました。
自分の色を持てないことを悲しむカメレオンが、あるとき、年上の賢いカメレオンに訊きました。
「ぼくらは どうしても じぶんの いろを もてないんだろうか?」
「ざんねんながらね、」
でも、賢いカメレオンは続けて、
「でも、ぼくら いっしょに いて みないか?」
と提案します。
一緒にみどりになり、きいろになり、あかにしろのみずたまもようになり・・
二匹のカメレオンは、自分だけの色がなくても幸せそうです。
共有することの喜び、とか?・・なんだろう。 -
自分の生き方、自分の考え方、自分の個性。
そういうことについて考えて、悩んだ経験がある人は多いと思う。
「人と同じことはしたくない」「誰かと同じような生き方なんて嫌だ」
そういうことを思ったことがある人もいると思う。
私も自分の生き方については現在進行形で悩むというか、葛藤を続けているけれど、それでも上記のようなことは、今は考えていない。昔はちょっとあったと思うけれど。笑
極端に言えば私は「本当の自分」なんて存在しないと思ってる。
無意識にいろんな物事や人から影響を受けて、知らず知らずにいろんな色に染まりながら、自分というものが出来上がっていると思うから。
環境や五感で感じたものから影響を受けて出来上がっていく「自分」
それがきっと「じぶんだけのいろ」(個性)で、いろんな色に染まりながら歩いてきたことを認めるのは、とても価値のあることだと思う。
そういうことを感じさせてくれた絵本。
小さいころに読んだときは、単純に「きれいな色のカメレオン」くらいにしか思ってなかったと思うけど。笑
(そしてそれも感じ方としては間違いではない) -
パンダはなぜ白黒なのか?国語の教科書に載っていたから調べて欲しいと小学3年生の子からのリクエスト。答えはネットですぐわかりましたが(^^;;、それに見合う資料が学校図書館にはなく、とりあえずパンダの分断色?に似た、カメレオンの保護色についての絵本を選び、ヒントに使ってみました。自分のカラーはなくとも、自分と同じ価値観を持つパートナーに出逢えて、カメレオンは幸せだな。
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次男の通う幼稚園の斡旋で購入した絵本。
レオ・レオニさんの絵本です。
正直、本の深い内容を子どもが分かるとは思いませんが、
いつかこの本の内容を自分自身でわかってくれる時が
くればいいなぁと思います。
ちょっとせつないような気持ちになる絵本ですが
私は好きです♪ -
いつ読んでも良い本。
結局、「じぶんだけ」の色ではないけれど。それでいいと、それがいいと思える色があるなら、それで。
著者プロフィール
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