じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし

  • 好学社
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レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020080

感想・レビュー・書評

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  • 小1の教科書に、オススメ図書として載っていた1冊です。
    新小2になった娘と読もうと、図書館で借りました。 

    やさしくわかりやすい文なのに、言っていることが深くて、まるで哲学の絵本のようでした。

    まわりの環境によって色が変わってしまうカメレオン。
    自分だけの色をもてないと嘆きます。

    しかしわたしは、本体はちゃんとカメレオンのままなのに、しなやかにまわりの色も取り入れられるカメレオンは、すごいなと思いました。

    もちろん、自分だけの色を持つこともいいことです。
    しかし自分のカラーを持ちすぎて、まわりと噛み合わなすぎることで生まれる生きづらさもあります。
    かといって、まわりに合わせすぎてばかりでも、自分を封じすぎてのしんどさが溜まってしまいます。

    だからカメレオンみたいに、自分のまま、バランスよくまわりにも溶けこめる力は、それはそれでスゴい才能だと思うのです。

    このカメレオンのように、そうした生き方を理解してくれる仲間がいることも、心強いことです。
    カメレオンはカメレオンという自分の特性をもったまま、それを活かして生きていけたら、しあわせは訪れるのだと思いました。

  • 妊娠中に買った、読み聞かせ用の絵本。
    私自身、小さい頃からレオ・レオニが大好きで、娘用に少しずつ揃えるつもりでいます。
    娘が産まれて初めて触れた絵本もコレ。
    今でもカメレオンを指さしてうれしそうにしています。

  • 大人が読むと深い内容。

  • 大人子供関係なく楽しめる絵本。

  • カメレオンにもカメレオンなりの悩みがある。
    変化のなかで自分を見失う不安感、焦燥感が淡々と伝わってくるものの、最後はしっかり着地できるストーリ展開に安心感を覚えます。

  • 個性とは見た目じゃない。
    ・・なんてことを考えました。


    自分の色を持てないことを悲しむカメレオンが、あるとき、年上の賢いカメレオンに訊きました。

    「ぼくらは どうしても じぶんの いろを もてないんだろうか?」

    「ざんねんながらね、」

    でも、賢いカメレオンは続けて、
    「でも、ぼくら いっしょに いて みないか?」
    と提案します。

    一緒にみどりになり、きいろになり、あかにしろのみずたまもようになり・・

    二匹のカメレオンは、自分だけの色がなくても幸せそうです。

    共有することの喜び、とか?・・なんだろう。

  • 自分の生き方、自分の考え方、自分の個性。
    そういうことについて考えて、悩んだ経験がある人は多いと思う。
    「人と同じことはしたくない」「誰かと同じような生き方なんて嫌だ」
    そういうことを思ったことがある人もいると思う。

    私も自分の生き方については現在進行形で悩むというか、葛藤を続けているけれど、それでも上記のようなことは、今は考えていない。昔はちょっとあったと思うけれど。笑
    極端に言えば私は「本当の自分」なんて存在しないと思ってる。
    無意識にいろんな物事や人から影響を受けて、知らず知らずにいろんな色に染まりながら、自分というものが出来上がっていると思うから。

    環境や五感で感じたものから影響を受けて出来上がっていく「自分」
    それがきっと「じぶんだけのいろ」(個性)で、いろんな色に染まりながら歩いてきたことを認めるのは、とても価値のあることだと思う。
    そういうことを感じさせてくれた絵本。
    小さいころに読んだときは、単純に「きれいな色のカメレオン」くらいにしか思ってなかったと思うけど。笑
    (そしてそれも感じ方としては間違いではない)

  • パンダはなぜ白黒なのか?国語の教科書に載っていたから調べて欲しいと小学3年生の子からのリクエスト。答えはネットですぐわかりましたが(^^;;、それに見合う資料が学校図書館にはなく、とりあえずパンダの分断色?に似た、カメレオンの保護色についての絵本を選び、ヒントに使ってみました。自分のカラーはなくとも、自分と同じ価値観を持つパートナーに出逢えて、カメレオンは幸せだな。

  • 次男の通う幼稚園の斡旋で購入した絵本。

    レオ・レオニさんの絵本です。
    正直、本の深い内容を子どもが分かるとは思いませんが、
    いつかこの本の内容を自分自身でわかってくれる時が
    くればいいなぁと思います。
    ちょっとせつないような気持ちになる絵本ですが
    私は好きです♪

  • いつ読んでも良い本。
    結局、「じぶんだけ」の色ではないけれど。それでいいと、それがいいと思える色があるなら、それで。

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著者プロフィール

1910年オランダのアムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、絵本作家。アメリカでもっとも活躍した芸術家のひとり。作品には「あおくんときいろちゃん」「スイミー」など多数。

「2017年 『レオ・レオニ壁掛けカレンダ-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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