おんがくねずみジェラルディン

  • 好学社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020134

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく幸せな気分になれるおはなし。
    このお話の主人公のねずみのジェラルディンは女の子なんですね。


    音楽(音色)をいろんな色の曲線で表す方法が素敵。
    この作品の画材は何かな?
    (絵に詳しくないのでよくわからない)
    色鉛筆?パステル?
    柔らかい画調が好きです。

  • 芸術に触れたとき、
    こころの奥底から湧きあがるもの。

    はじめて聴いた音楽はなんだっただろう、
    はじめてみた絵はなんだっただろう、
    はじめてみた彫刻はなんだっただろう。

    あの感動が、こころを養う。

    ちいさなねずみたちの
    からだだけじゃなく
    こころも育むお話。

  • お菓子の「ありがた屋」に盗人から盗みの予告状が届いた。困ったアリたちは、蜘蛛の巣親分に助けを求める。
    桜吹雪の舞う中での壮絶な捕り物劇。虫苦手だし時代劇だ地味だしでも福音館か…と期待せずに開いたらめっちゃおもしろかった。ごめんなさい。絵もいいし。羽の模様がかわるところがとても素敵。ユーモアあふれる勧善懲悪。この世界は子どももハマるね。

    .

  • こどもように借りてきたが、少し内容が難しいかなと思い母のみ。奥深い設定と内容。

  • 「音楽とは」を考えさせられる作品でした。(おーかせさん)

  • 大きなチーズの中から尻尾のフルートを吹くねずみの像が出てくる話。

    ジェラルディンがチーズを削っただけで意図せずねずみの像になり、それが音楽を知らない楽器も知らないのにフルートを吹く像だったという展開に強引さを感じてしまったけど、全体的には素敵な話でした。
    コラージュで描いた絵じゃないのもかわいらしかったです。

    「音楽は私のものになったんですもの」という言葉がよかったです。

  • ねずみが音楽を奏でるチーズのネズミを手に入れるという奇抜な設定。
    内容は、仲間のねずみからチーズを食べたいと言われ、初めは断るものの、チーズのねずみのようにしっぽをフルートのように使って自分も音楽を奏でられるように試みる。
    笑われながらもついにできるようになり、音楽を自分のものにしたので仲間にチーズを分け与えることができた、というお話。
    わかりにくいし、難しいです。
    しっぽのフルートの習得もほんの少しの努力で出来てしまうし、教訓になるのか微妙な気がします。
    ジェラルディンのチーズは音楽だもの!という場面が印象的でした。

  • 大きなチーズのかたまりをひと切れひと切れ切出して行くと、フルートを奏でるねずみチーズが出てきた。よくこんなことを考えましたね。

  • 2歳8ヶ月 図書館
    レオレオ二のフレデリックが大好きな子供のために。フレデリックよりちょっと難しいかな。子供的にはフレデリックの方が好きみたい。

  • K
    二歳11か月

  • 【図書館】(エリック・カール展で、レオ・レオニに感心を持ったと知り、レオ・レオニを追いかけて。)

    音楽を聴いたことがないジュラルディン。最後のチーズに夢中のネズミたちと音楽が好きになったジュラルディンの違いがよく分かるお話だ!

  • ネズミが主人公。
    フレデリックは 詩人だったが、
    ジェラルディンは。

    大きなチーズをみつけた ジェラルディン。
    みんなで運んで 少しづつ みんなに分けた。
    そこから、耳がでてきて、フルートをもつねずみがでてきた。
    チーズから でてきたのが不思議だが
    なぜ、ジェラルディンが フルートだとわかったのか
    が わからない。
    音楽を知らないジェラルディンだから。

    それが 夜になると 音楽を奏でた。
    ジェラルディンは、その音楽を聴くのが楽しみだった。

    すると、仲間のネズミたちが、
    食べるものがなくなったから、チーズを分けてくれという。
    しかし、ジェラルディンは それは無理だ。
    音楽を聴くのだから と言った。

    仲間たちは 音楽って何と聞く
    すると ジェラルディンは シッポをフルートに見立てて
    吹いたが 初めは ほとんどとがでなかった。
    やっているうちに 音楽 がかなでられるようになった。

    ジェラルディンは じゃ。チーズを食べよう。
    音楽は 自分でできるのだからと。

    ふーむ。
    おもしろい、不思議な物語。
    チーズから音楽と言うアイデアがいいのだね。

  • ねずみの表情が良く描かれている。音楽は、耳に残るものよね

  • 美味しいチーズに素晴らしい音楽
    どちらも手に入れて、わたしのもの。

  • 私の知っているレオレオニの絵と少し違う!!
    と少し驚いて手に取った一冊。

    チーズで出来たねずみの尻尾から
    フルートの音色!?

    と、内容に対しても驚きや不思議を感じながらも
    最後のまとまり方がどこか幸せな気持ちになって好きです

    形を失っても、自分のものとなって生き続けるんだね

  • 「レオ・レオニ絵本の仕事」展で購入。「音と映像で楽しむ絵本朗読会」で息子にはわからないかもと思いつつ参加したら、すごく集中して聴いていた。終わってからも「おんがくのねじゅみ、おんがくのねじゅみ」と繰り返すので、絵本を購入。家に帰ってからも「はやくよむ!」とたいへんにお気に入り。いつも読む絵本より長いので、親としてはちょっとたいへんだけど、じょじょに長い絵本も読んであげるようにしていこう。
    朗読会では私自身、ジェラルディンが一生懸命にに尻尾を吹いて、音楽が流れたところで、とても感動してうるうるしてしまった。

  • 資料番号:020006508
    請求記号:E/レオニ

  • 元からネズミは音楽と言うものを知っていたようだけど、これが音楽だ、とは認識してなかったみたい。
    それは一体どういう知り方をしたのだろう。

    しっぽフルートの原理が分からないとかそんな問題もあるけど、根本的に謎が多い。

  • 芸術と食物のトレードオフ。深い。

  • チビ2号、小学校にて

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著者プロフィール

1910年オランダのアムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、絵本作家。アメリカでもっとも活躍した芸術家のひとり。作品には「あおくんときいろちゃん」「スイミー」など多数。

「2017年 『レオ・レオニ壁掛けカレンダ-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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