ジャムつきパンとフランシス

  • 好学社
4.06
  • (24)
  • (9)
  • (21)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 121
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784769021018

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大好き

  • アマグマの女の子フランシスはジャムつきパンが大好き。
    お父さん、お母さん、妹の赤ちゃんグローリアが他のものを食べているときもジャムつきパンばかり食べていた。
    学校に持って行ったお弁当がジャムつきパンじゃないときは友達のアルバートとお弁当を交換してジャムつきパンを食べていた。
    ジャムつきパンがあればそれでいいと思っているフランシス。
    あるときからフランシスに出されるご飯は全部ジャムつきパンになった。
    朝ごはん、お弁当、おやつ、夕ご飯。
    最初は幸せいっぱいに食べているけれど、だんだんと飽きて来てしまい、とうとう最後には泣き出してしまう。
    他のものも食べたくなったフランシスは泣き出してしまう。
    そうして、やっとジャムつきパン以外もまんべんなく食べるようになったのだった。

    お母さんがわざと出さないようにしているけれど、それがいじわるそうじゃなく、ジャムつきパンしか好きじゃないから出していないという風を装っているのがちょっと怖いというか。

  • 沢山の選択肢の中からいつも同じものを選ぶのと、選択肢がないからいつも同じものしかないのでは全然違うのね。
    なかなか賢い対処法かもしれないけど、実際やったらどうなるかな…。

    結構文章量が多い絵本なので、読み聞かせするにはちょっと長いかもしれないですね。

    フランシスの心の移り変わりの様子がとても楽しい絵本。

  • 今から40年以上も前に出版された絵本の古典。しかし、年代を経て、国を超えても、その内容は子どもたちを魅了してやまない。何度も読み聞かせてきた本だが、一昨日も娘たちに読んだところ、食べ物をめぐる部分、フランシスがうたう部分に「そうなんだよ」オーラを二人とも醸し出していました。

  • 好き嫌いなく、色々食べましょう

  • 娘が何度も読んでいた。

  • フランシスシリーズが気になっていたので、借りてよんだ。

    フランシスは、ジャムつきパンが だいすき。
    あさごはんでも、ばんごはんでも、ジャムつきパンを たべます。
    たべるものは、いろいろあります。
    でも、フランシスは、はじめてのものは たべたくないのです。
    すると、おかあさんが……。

    あー、こういうわがままってあったかもな、というおはなし。
    おかあさんは、しつけのためにああいうふうにしているけれど、現代ではけっこうきついんじゃないかな。
    子どもはいろいろな顔を見せる。
    子どもの「ふつう」を描くのって、かんたんそうで難しいんだろうなぁと思います。
    絵も色合いも、すごくかわいい。
    妹のグローリアと友だちのアルバートも登場します。

  • 小さいころ読んだ記憶があって再読。
    出てくるごはんがみんなおいしそう。

    そして、いま思うとおかあさんの対応がすごいwww

  • フランシスがかわいらしい。シリーズで読みたい

  • フランシスは朝食のタマゴが嫌い。お母さんが腕によりを掛けて作ったお弁当のチキンサンドも、こうしのカツレツも食べないで、朝も昼も晩ご飯もジャムつきパンばかり食べてる。ウチの娘もフランシスと同じ「ばっかり食べ」で、毎日私に叱られているのだが、この本は大層お気に召したらしい。もっとも、フランシスを見習って日ごろの態度を反省するわけではない。身につまされるから読みたくない、ということはないのだろうか…不思議である。
    ただ、自分の感情を絵本で追体験することは、子どもにとって大事なことなのかもしれない。自身を振り返っても。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ラッセル・ホーバン

「1966年 『おやすみなさい フランシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ラッセル・ホーバンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×