雨ニモマケズ (画本宮澤賢治)

著者 :
  • 好学社
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本棚登録 : 118
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769023043

感想・レビュー・書評

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  • 宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ」を力強い版画とともに表現する。
    一行一行、一枚一枚の絵が、賢治の作品のいずれかを表現しているのか。
    どうかはわからないが、様々な作品を想像しながら見ると楽しい。
    (私の知っている作品だけでも結構該当しているように思われる。)
    最後のページの南無妙法蓮華経の文字がなんとはなしに胸に迫り、賢治の生が何かを訴えかけてくるように感じる。
    「ホメラレモセズ クニモサレズ」のページの宮沢商會の電柱が好き。

  • この小林敏也画本はずっと前に某大型書店のフェアで購入したもの。
    ずっとずっと大切にしまいこんでいたけれど、そろそろ子供に見せるべきと出してきた。
    時々眺めてはシンプルな線が魅せる陰影にため息をついてきたけれど、やはり健在。
    シリーズ集めたいけどなかなか欲しい本が手に入らない。あれとかあれとかあれとか!

    ちびちゃんたちの反応はイマイチ。
    「あー。テレビでやってた。」(S10)
    そしてばーちゃんが旅行のお土産に買ってきた、Tシャツにデカデカと書いてある同内容の方がうけていた。
    フクザツ。
    2017/02/01S12音読
    句読点のないカタカナ、読むのが難。

  • 祝復刊!

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    「あまりに有名な宮澤賢治の「雨ニモマケズ」。その世界を一節ごとに、小林敏也による迫力ある版画で表現しています。卓越した版画の技法と、用紙や印刷にまでこだわりぬいた造本で多くの読者に支持されています。 」

  • いまいち宮澤賢治のよさがわからないが、もうちょっと時間が必要なのかな?
    版画が力強くて素敵です❗️

  • 大事なことを忘れそうになった時に読む本

  • 版画の素晴らしさに一目惚れ。
    印刷の色作りからこだわってつくっているそうです。
    私の宮沢賢治のイメージにピッタリ。

  • 昔 宮澤賢治記念館で購入したもの
    実家にあったのを持ち帰ってきた
    画がいい

  • 2013年9月3日

    制作/山猫あとりゑ

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著者プロフィール

1896年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。1933年没。

「2019年 『銀河鉄道の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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