どんぐりと山猫 (画本 宮澤賢治)

著者 :
  • 好学社
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本棚登録 : 55
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769023159

感想・レビュー・書評

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  • 「一郎に「裁判するからおいでなさい」という手紙が届く。行ってみると、山猫を判事に、誰が一番えらいかドングリたちが争っていた。」

  • オンラインドキュメントの読書会に参加。
    表紙の男の登場場面にどきっとした。

    宮沢賢治さんの自然描写がとてもきれい。
    山猫から裁判出頭のハガキが届くんだけど、文字の方言。一生懸命描いているところが放言がいい。

    とびどぐもたないでください。
    リスや栗の木に道をたずねて、迷っていくところが異界にまよいこんでいるようでいい。

    絵がいい。

  • いつも不思議な世界感の宮沢賢治。とびらの「注文の多い料理店の序文」がこれまたいいのです。

  • **********
    「秋」に。

  • 2018年9月30日

    制作/山猫通信社

  • 一郎の判決は、良かったわねー二度と呼ばれないのがいいわ…

  • 祝復刊!

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    「一郎は、山猫から届いたはがきによりどんぐりたちの裁判に出席することになる。どんぐりたちはだれが一番偉いかで言い争っており…。小林敏也の画本宮澤賢治第一作。大胆な構図と迫力ある画が、今なお新しい作品です。」

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著者プロフィール

1896年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。1933年没。

「2019年 『銀河鉄道の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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