- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769361329
作品紹介・あらすじ
本書では欧米を中心に急成長し続けているMESの概念と役割について、多くの図表と具体的な実例を用いて解説。また、MESが製造業における永遠の経営課題である品質・量・納期・コストの改善にいかに貢献できるか述べる。
感想・レビュー・書評
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希少なMESに関する入門書。とにかく値段が高い。
MESの機能や導入事例がわかりやすく書かれている点も素晴らしいが、読んでて一番面白かったのは業界別にその業界の特徴と関心事、そのために重要視されるMESの機能が説明されている章である。MESがカバーする範囲は広いが、全ての機能が必ずしも必要になるわけではなく、その要望は業界によるということがよく理解できた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつて製造管理システムの仕事をしました。今で言えばMESなんでしょうね。これは人生最高の難物であったように記憶します。
MESといわれる領域こそが生産に関わる情報技術の最前線だと思います。
本書も意気軒昂です。
「MESの機能なくして、本当に地に足のついた企業情報システムになるのだろうか」(p.131)
「ステータス情報の更新を他システムにどのように伝えるべきか」(p.161)
そうそう。そうなんですよね。差分を作るのかどうか。
そんなことばかり考えていました。今だに解けていない。 -
MESとはManufacturing Execution System略で日本語で製造実行システムと翻訳されます。
まだ、日本ではなじみの無かった2000年前半に出版された本。専門家の間では「赤本」と呼びます。
「ザ・ゴール」風にドラマ仕立てに書いて、分かりやすくしようとしてますが、略語も多く超難解。 -
日本語で読める唯一のMES解説書
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最近この手の製造業システムを調べてます。 僕自身も用語がわからず苦労してますが、基本的な用語が説明してあって、かなり参考になります。 僕のようなソフト出身者が思うに、「これって、とあるソフト=用語」って関係なのかな? ってくらいにこの業界は専門用語がありますね。(ん〜 いわゆるソフト業界も、新語が増え続けているから、同じようなものなのかな…)