- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769371663
感想・レビュー・書評
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Fri, 21 Aug 2009
太陽光発電は助成金も出て,普及しだしていますし,
私自身はその普及のための情報システムの研究に携わっているので
太陽光発電そのものについても勉強せなならん
本書は,太陽光発電の背景,歴史,仕組みなどについて一通り書いてある.
といっても,難しく書いてある訳じゃなくて,ザクッとかいてある.
これまでの流れや政府の策定したことの資料としてはつかえるんじゃないかな.
いろんなデータも一通り載ってるし
面白いのは,最後の方が,実際に日本の家の屋根
につけようとしたらどういう風に施工したらええか?
行政手続きをどうしたらええかという技術者,業者向けの内容が書かれているところだ.
激変する市場環境において,少し,発売時期は古いかもしれないが
太陽光発電の実務を知りたいヒトにはいいだろう.
超お勧めというわけではないが,好感の持てる書詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太陽光エネルギーの特徴
・供給量が莫大で枯渇することがない。
・クリーンなエネルギーで石油や石炭のような環境汚染がない
・地域によって日射量に差があるが、どこでも利用可能なエネルギー
・全くお金がかからないエネルギー -
確かにわかるが、この本はこれから太陽光発電ビジネスを始めようとする人、あるいは初歩の営業マン向けの本だ。現に、太陽光発電のサイドビジネスなども紹介されている。けれども、あくまでも基本が書いてあるだけなので、「帯に短したすきに長し」だ。
これから太陽光を取り付けようとする人の中で、もう少し詳しく取付方法を知りたいという人には良いと思う。屋根の構造、パネルの設置方法などが解説してある。とりわけ、足場工事の安全チェック項目、パネル設置の安全・点検項目、電気工事のチェック項目の書類は、役に立つと思う。工事をしてもらう際に、これらの点に注意して欲しいと言うと良いだろう。というわけで、amazonでは星4つと5つの評価があったが、私の評価では星2つだ。 -
私の友人の鈴木さんが共著で書いている本。これからの太陽電池について、実務的な観点からもしっかり記されている本。初心者にも分かりやすい。
小西正輝、鈴木竜宏、蒲谷昌生著「太陽光発電システムがわかる本」工業調査会(2008)
* クリーンで持続可能な再生可能エネルギーが脚光を浴びるようになってきました。とりわけ太陽光発電は頼りがいがあるエネルギーでドイツ連邦政府の気候変動慰問委員会は21世紀の終わりには太陽光が全エネルギー供給の8割を占めると予測しています。 -
太陽光発電調査のため読書。<br />読んだというより、全体的を眺めた感じで見てみたというところに過ぎないが、実際に自宅にソーラーを設置したい方にはソーラーパネルの発電原理から、施行の際の注意点まで本書は書かれているので参考になると思う。逆に理系でない方は、ここまで詳しい専門知識はいらないと思われるかも。