- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769608271
感想・レビュー・書評
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コンパクトな解説と素敵なイラストを一人でやっちゃうなんて、素晴らしいできばえで。
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映画の中によく登場するちょっとした描写。そこには多くの日本人にとって馴染みのない文化的なニュアンスが込められていたりする。数字の「8」は不吉な数であったり(そういえばビリヤードもNO.8だけ黒だ!)、「青」はキリスト教の三位一体を表す神聖な色であったりする。「真理は細部に宿る」。気付きが増えることは映画がより楽しくなることに他ならない。
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私たち日本人が思っている以上に、キリスト教は洋画にも影響を与えていることを知れました。キリスト教の知識があるかないかでは、楽しめる度合いも変わってくるなと感じました!
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
いままでなんとなく見ていた映画シーンにちょっとした理解を。
なるほど!という知識が盛りだくさん。 -
私の映画バイブル
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この本では、これを知っていたら、外国映画がもっと楽しめるというような事柄がたくさん紹介してあります。CIAやFBIといった組織について、ベビーシッター、挨拶とキス、お風呂、プロムと車、差別と被差別、色や数字の持つ意味、アメリカ移民としてのユダヤ人・アイルランド人・イタリア人などなど。
例えば、カトリックとプロテスタントを見分け方というのがあります。
抜粋すると、?カトリックが、マリア様を「とても敬う」のに対して、プロテスタントは「あまり気にしない」。?カトリックが「手で十字架をよく切る」のに対して、プロテスタントは「切らない」。?カトリックは「兄弟が多い」のに対して、プロテスタントは「少ない」。?カトリックは生活が「苦しそう」なのに対して、プロテスタントは「余裕を感じる」、などなど。
それぞれの項目は見開きで説明されていて、解説も平易で、イラストや表が付され、とても読みやすく、ためになる本になっています。たまたま開いたページを読むだけでもとっても面白いし、これだけ知っていたら映画もきっと違って見えてくるに違いないと思いますね。
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異文化の勉強になります。
こういう本いっぱい出てほしい。 -
メルマガ「本を書こう。他では聞けないプロ達のマル秘ノウハウ」で紹介されていて、知りました。