世界最強企業サムスン恐るべし!: なぜ、日本企業はサムスンに勝てないのか!?
- こう書房 (2005年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769608776
感想・レビュー・書評
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サムソンの本て初めて見たなと思い、BOOKOFF100円コーナーで購入。
日本でこそほとんど見ることが無いサムソンの製品ですが、海外に行くとこの本の記述通り、サムソンの商品の多さには驚かされます。
ブランド戦略やサムソンを世界有数の企業にした7・4制度などの人材育成方針の事実は、著者の言う通り日本の企業も見習うべきことは多いと感じました。
しかし、和書としての評価は☆二つにせざるおえない。
同じことの繰り返しが多く、ディベート大学の方が著者となっているが、まさしく、
「サムソンと日本企業どちらがいい企業か?」をテーマにサムソン側の主張を永遠と聞かされた様な感覚に陥る。
最終章ではこの本は2週間で書いたことを自慢していたが、数か月かけてもいいから、本の内容を検討してもいたかった。
まぁ100円で買っておいて文句言うなですけどね・・・
しかし、サムソンについては日本の製造業に従事するものとして知っておく価値はあり。別な本を探しましょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サムスンの躍進については、表面的な情報は色々ある中、中身からしっかりと説明している本で、とても判り易く客観的に説明していると思います。まずは、この本を読んで、「サムスン経営を築いた男」や「危機の経営」を読むと多面的にサムスンの強さを理解できると思います。
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3/17:世界最強企業とは言いすぎかもしれないけど、少なくとも世界最強企業の中の一つである事はよく理解できた。
■強み、勝てない理由
•経営者の立場、力量が素晴らしい(トップダウン経営)
•意思決定のスピードが遅い(選択と集中)
•国内マーケットより国外に目が向いている(国内で疲弊しない)
•社員への教育の質、量ともに負けてる(教育部の立場の低さ、講師のレベルの低さ)
いずれにせよ明治終わりくらいには日本にみんなあった事ではないかない 高度成長しきった島国では魂を保ち受け次ぐ事は困難だったのであろうか 私自身サムスンを見下していた気もあるので改めてこの企業体、企業文化を学び、凌駕する仕組みを考えていかなくてはいけないな 日本の経営者も抵抗あるかもしれないけど韓国を見習う必要があると思う ポスコもヒュンダイもLGも同じような感じで凄く脅威ですよ。 -
日本の大手電機メーカ9社の純利益を合計してもサムスン1社に敵わない。という話は以前から聞いていましたが、ではそんなサムスンってどんな会社?という情報を全く持っていなかったため本書を手にしました。
印象に残ったのは以下の点です。
▽サムスンは米国のマーケティング力、日本の技術力を徹底的に勉強し取り入れ、融合している
▽サムスン社会長リケンキの経営者としての優位性
・長期的に経営戦略を練れる環境
・集中して経営戦略を練れる環境
▽人材にかける投資額が桁外れ
経営の基本である選択と集中、ひいてはマーケットシェアの奪取とコスト削減を徹底的にやるとここまでのパワーが出るといういい例なのではないでしょうか。
人材の育て方についてはもっと詳細に見てみたいので、さっそく別の本を注文しました。楽しみです。 -
日本に進出しないか、してもパクリ風の製品ばかりで気にも留めていなかったサムスンが何ですごいのかが分からず、試しに読んでみました。創業家の方々の取り組みや会社としての戦略は面白かったし勉強になりました。特に図表のまとめは比較的便利。ただ、日本メーカーの経営陣や戦略を著者さんがあまりにレトリカルに吐き捨てるので読んでいて事情を知る方ほど気分を害するのではないかと思います。感情的すぎる文体でディベートと言うよりは「声闘」といった印象。正直疲れました。著者さんについて後でアマゾンその他で調べましたが…全体的にレビューでお察ししたところ思いが強過ぎて言葉がきつすぎるお方みたいです。勉強にはなりますが読む際はそこを知っておかないとちょっと心に毒かも。
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日本じゃあまり知られてませんが、世界ではSONYよりもブランド力のある企業となってます。