仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ: 感じて、興味を持って、悩む前に動こう!

著者 :
  • こう書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769610113

感想・レビュー・書評

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  • タレント業は、
    自分でどれだけお客をつかめるかで
    大きく収入が変わります。

    しかし、会社員でも、
    その人がお客をどれだけつかめるかによって
    会社への貢献度が変わり、
    長期的には、収入も変わって行きます。

    本日ご紹介する本は、
    吉本興業で、漫才師やすきよのマネージャーを務めた著者が
    仕事に対するプロの考え方を紹介した1冊。


    ポイントは
    「自分との約束」

    仕事の約束が守れない人に仕事の信頼は得られないし、
    家族の約束を守れない人に家族の信頼は得られません。

    しかし、一番大事なのは、
    日々、どれだけ「自分との約束」を守れるか。


    自分がやると決めたことをどれだけできるか。
    その積み重ねが、自分の身になり、
    仕事の技術がついていくものだと著者は言います。


    「売れるタレント」

    売れるタレントと売れないタレントの違いは
    本気で売れようと思うかどうか、
    ”思いの違い”だそうです。

    ”めんどくさいし、まっ、いいか”と妥協したものは、
    やっぱり、それなりの結果しかでないもの。

    本気度が積み重ねとなり、結果につながります。


    「動物」

    動物はなぜあんなにカンが働くか?
    やっぱり、日々生死をかけて緊張しているから。
    ボーっとしていたら、絶対にカンは働かない。

    仕事で直接、生死はかかりませんが、
    ボーっとせず、常にいろんなことに
    注意をはらい、気付くことは重要です。

    本書では、吉本興行やお笑いタレントの内容というよりは
    一般的な仕事に共通する教訓や考え方がメインに書かれています。
    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    お客さんがたくさんいれば、君らの給料も上がる。お客さんがほどほどなら、君らの給料もほどほどになる。
    学びや経験は点。点をたくさんもっていればいるほど、点が線や面になる
    クリエイティブな仕事をしたかったら、仮説を立てられる人間になれ
    「どんな結果を出したら、誰に喜んでもらえるか」を考えることが大事
    自分が何も与えていないのに、人が何かを与えてくれることはない
    人のふところに飛び込むには勇気がいる。でも飛び込むからこそわかることはたくさんある
    書くことによって自分を整理する
    うまくいかない時には、「まだやり足りない」
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 吉本興業から学んだ「売れる人、売れない人」の習慣
    第2章 空回りしないで効率よく仕事をするコツ
    第3章 一流は人間関係で磨かれる
    第4章 つらいときの魔法の特効薬
    第5章 幸福はやって来るのではなく、自分がつくる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 大谷由里子 著「仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ」、2009.9発行。仕事は辞めて6年目ですが、うんうんと頷きながら読みました(^-^) 楽しく読了しました。今、地域社会で生きてて、大事だなと思うことも沢山ありました。①挨拶はマナーの基本中の基本 ②人間関係では、清潔感、プラスの口癖、聞き上手 ③人の懐に飛び込む勇気を持つ ④「今が輝いて生きている人」を徹底的にまねる ⑤気合を入れるには形から入る など。

  • 吉本興業から学んだ「売れる人、売れない人」の習慣、「笑われる」と「笑わせる」の違い、一流は人間関係で磨かれる、など。

    今度お目に掛かる予定なので拝読。
    このちょっと前にTHE自己啓発書「7つの習慣」を読んでたりして、まあ、それ以前にもこの類の本は色々読んだり、で、書かれていること自体は目鱗というものはなかったです。
    が、読んでいて思ったのは、「7つの習慣」はちょい遠すぎる。
    内容は同じでも、著者の実体験から出てきた言葉というのは、同じ事を言っていてもやはりちょっと違うし、自分にちょっと近い!気がするのですな~。
    横山やすしさんのエピソードなぞは笑ってしまいました。いるいる、こーゆー人!

    一流と呼ばれている人と何もできずに終わってしまう人とどこに差があるか、絶対に才能が違うと思っていたけれど、観察すればするほど、「今」という時間のつくり方、使い方の違いが大きいと書かれていたのが印象的。
    この方自身も、きっとそんな生き方されてるんだなーという印象が伝わった本だった。

  • 自己啓発について書いた本には良く出ている内容ですが、解り易くスーッと入ってくる本です。

    内容(「BOOK」データベースより)
    吉本興業時代、伝説の漫才師・横山やすしのマネージャーを務め、宮川大助・花子を苦労をともにして売り出した大谷由里子が、その後の起業・経営・講演・研修の経験をふまえ、「仕事」に対するプロのあり方を語りつくします。

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著者プロフィール

奈良県生まれ。

(有)志縁塾代表取締役

京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。横山やすしのマネージャーを務めながら、宮川大助・花子、岩井小づえ・みどりを売り出す。23歳の時には「花王名人劇場」のプロデューサーを任されるなど、「伝説の女マネージャー」として知られている。

2003年3月、有限会社志縁塾(しえんじゅく)を設立。2005年にスタートした【講師塾】には、オリンピックのメダリストや元Jリーガー、教師、経営者、人事担当者、労働組合の執行部、士業、デザイナー、政治家など、その受講者は、2,000人を超える。

2016年3月、法政大学大学院・政策創造研究科、政策創造専攻 修士課程修了。

「最新版はじめて講師を頼まれたら読む本」(KADOKAWA) 「また会いたい!と思われる人になる」(WAVE出版) 「ごきげんで生きる48の方法」(朝日新聞出版)など多数。

「2022年 『新装版 元気セラピー 読むだけでやる気になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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