禅的 おもてなし生活のすすめ

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著者 : 枡野俊明
  • こう書房 (2015年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769611370

作品紹介

相手のことをどのように「考え」、どのように「お迎えする」か、マニュアル的な方法論ではなく、心の部分が大切。世に広く「禅の心」を伝えてきた枡野俊明が、本来の「おもてなし」の心(シンプルで謙虚で利他的な美しい考え方)を解釈して、自分を磨き高める「おもてなし生活」を説く。

禅的 おもてなし生活のすすめの感想・レビュー・書評

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  • 著者は住職であり庭園デザイナー、著書も数々あって、お会いしたことはないが、人間的に魅力的な方だと思う。著書を全て読んでみたいのだが、まだ数冊しか読めていない。その中で感じたことは、その根底にあるのは「禅の教え」であり、日本人であれば、多かれ少なかれ心の中に携えているものを、彼の言葉で改めて説き明かしてくれるものだ。

    本書も分かり易く、読みやすい。タイトル通り「おもてなし」が本来どういったものであるか、どうあるべきかを説いているし、人の心の在り方についても、書かれている。印象的だったのは、「おもてなしする側」も「される側も」同等であり、上下がない、というくだり。それがお店の店主と客との関係であってもだ。実際に読んでもらって、その真髄を探ってもらいたい。

    日本で生まれ育った人なら、著者の深い言葉も心に響き、理解することができると思う。そして、日本人でよかったなぁ、自分でもできることをやってみよう、と思えるのでは、ないだろうか。

  • 2015-36(09/30)

  • 先日心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」を読みまして、こちらの本に行きました。

    効率的なことは実は効率的では無い

    仕事を1つずつ、ていねいにしていくというページを読み、効率的なことが長い目で見ると効率的ではなかったりすることを考えながら、
    ビジネス本で書かれたことがすいすいできるときと、じっくりと、手元を確かめながら仕事をしないと進まない時があるな、という自分の心の波にたどり着きました。

    それぞれ、必要だと思う時にその時の欲しいと思った本を選び、そのメソッドを実行してみればいいのだと思います。

    朝の散歩や朝に余裕を持って起きること
    松浦さんの本(本から伝わる熱量、あたたかさで松浦さんのファンに 「松浦弥太郎の仕事術」 朝日新聞出版)でもリズムが大切ということが繰り返し説かれていて、
    私は早く寝てみようと頑張るのですが、早く寝たところで早く起きて動く、ということにつながらないことに困っております。

    朝、起きれずにその日の夜眠れなくなってしまうんですね。
    その日中の活動が足りないのでしょうか。
    朝の活動を、散歩を出来る環境について考えてみたいと思います。

    冷静さを失いそうになったなら、ゆっくりと腹式呼吸をしながら、「ありがとさん、ありがとさん、ありがとさん」と3回唱えましょう。
    これは実践中です。
    この本を読むと、前へ前へと突進していく自分の心を抑えて、なだめてゆっくり動けるよう意識できるので今後も折に触れ読んでいきたいな。

    おもてなしに取り入れたい季節の和菓子

    亥の子餅というお菓子が、関西にあるようなのですね。探してみよう。
    先日、鈴懸さんでもみじの素敵な和菓子をちょうだいして、和菓子で季節を感じる事ができるんだな、と感動したこともあり「おもてなしに取り入れたい季節の和菓子」はまさに!と感じました。

    「このお金をいいことに使っていただこう」と、自分のお金に対する執着や所有欲みたいなものまで一緒に解き放つことができます。つまり、自分を縛っていた執着からも自由になり、とても豊かな気持ちになれるのです。
    これは、本当に最近考えています。2016年は実践に移すぞう!

    特に人に何かおもてなしをする時に、必要かと言われるとそこまでおもてなしに内容が集中しているわけではないですので、他の作品を読んでいない方は、もっと昔の作品の方が基礎がわかってよろしいかなと感じました。

    日本を楽しむために、ということでこの本でも歳時記が出てきました。
    直近で3回、読みたいと感じる本ってなかなかないので、年末年始に読めると嬉しいな。

  • 79

  • 禅の庭園のデザイナーであり、寺の住職でもある著者。おもてなしについて、仏教、禅の視点から解説。相手、お客様の立場を考えて、さりげないおもてなしがいいといった内容。わかりやすく、読みやすい。

    目次

    まえがき…「おもてなし」には日本人の千年の知恵がつまっている

    1章常に相手を考える一期]会の「おもてなし生活」とは何か?
    1「おもてなしの心」がわかってこそ、その道を極めていける
    2本当のおもてなしとは、いつも「期一会」
    3さりげなさこそ、おもてなしの真髄
    4主従関係を設けない対等な関係
    5「出迎え一二歩、見送り七歩」のおもてなし
    6「マニュアル」と「おもてなし」の大きな違いとはり
    7おもてなしとは「行為を持って、気持ちを成す」こと
    8見返りを求めない。そのおもてなしこそ尊い
    9自分が感じた心地よさを、おもてなしに反映させる
    10「いかにもやりました」という演出は美しくありません
    11目に見えないところにこそ、手を抜かない
    12相手を心地よく受け入れることは、日本人の得意技

    2章シンプルな「おもてなし生活」を愉しむレッスン
    13日常生活を通して、「おもてなし力」を高める
    14何度でも同じ場所を訪れて、「心の定点観測」をする
    15たくさんの物を見ると、自分の目が肥えてきます
    16瞬瞬の丁寧な積み重ね酉豊かな人生をつくる
    17朝の散歩を日課にすると、感性が研ぎ澄まされる
    18「利他」の精神で公共の場をきれいにしてみる
    19意地悪な人に遭ったら、「ありがとう」と3回唱える
    20食器は普段から季節に即したいいものを使う
    21忙しくて手伝えない場合でも、ひと声かける
    歳時記のおもてなし①
    3章日本の四季をとことん愉しむ「おもてなし歳時記」レッスン
    22夜空を見上げて、月を愛でる時間を持つ
    23心に余裕があってこそのおもてなし
    24「忙中閑あり」忙しい人ほど、時間の使い方が上手い
    25お互い得をすることが本当の善.
    26結果を期待する人には、下心ある人ばかり寄ってくる
    27直接会わない相手にも喜んでもらえる簡単な方法
    28しきたりや習わしは、意味があって存在する
    29植物を育てることも、「おもてなし生活」に通ず
    30自分の物差しを持つと、世界がつながる
    31年に一度、一流のホテルで一流のおもてなしを体験する
    32仏様へのおもてなしの心が、美しい日本文化を育んだ
    歳時記のおもてなし②
    4章お金のかからない7つの「おもてなし生活」レッスン
    33喜んでもらう嬉しさ「無財の七施」とは?
    34【眼施】言葉にできない相手の気持ちを、やさしい眼差しで受け止める
    35【和顔施】和顔には周りを幸せにする力がある
    36【言辞施】気持ちが込もった言葉に人は動く
    37【身施】みんなに喜んでもらえることを自主的に
    38【心施】あなたが嬉しいと私も嬉しい。あなたが悲しいと私も悲しい。
    39【床座施】誰かのために場を譲る
    40【房舎施】困っている人に休む場所を貸す
    41喜捨をすると、心がほんのり暖かくなる
    歳時記のおもてなし③
    5章お客さまを招いて、満足をいただく「おもてなし生活」レッスン
    42相手に対して、どのような気持ちを込めるか
    43「季節」と「地域性」を取り入れて、さりげない演出を考える
    44装飾品を飾るなら、すっきりした空間にひとつだけ
    45その人にあった、オーダーメイドの環境をつくる
    46相手のタイミングを見てお茶や料理を出す
    47失敗や間違ったマナーも笑顔で受け流す
    48おもてなしの席では、お客さんの話をただただ聞いてあげる
    49心を「今、ここ」に残して余韻を楽しむ
    歳時記のおもてなし④
    6章長続きする商売・ビジネスの「おもてなし生活」レッスン
    50「喫茶去」の心でおもてなしをする
    51「喜んでもらえるから嬉しい」が商売の基本姿勢
    52目に見えないたくさんの人に商売は支えられている
    53利益以上の志がある店、ビジネスは長く愛される
    54結果は必ず後からついてくる
    55気に入られなかったのであれば、ご縁がなかったということ
    56「こだわり」に執着するよりも、「柔軟心」を大切に

    おもてなし生活コラム
    ふろしきを活用しませんか?
    おもてなしに取り入れたい季節の和菓子
    旧暦を知っていますか?
    季節のおたよりでごあいさつ

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