戦艦ミズーリに突入した零戦

著者 :
  • 潮書房光人新社
4.20
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769812456

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  1945年4月11日、戦艦ミズーリに一機の航空機が突入した。今、アメリカで記念艦となっているミズーリに、その痕跡が僅かながらに残っている。
     その特攻機は、誰なのか。膨大な資料と、緻密な推理の元、導き出された結論はあの日特攻で散華された方々の鎮魂となってほしい。
     未だにカミカゼアタックと蔑まれる事が多い彼らが、日本を護ってくれていたと信じたい。

  • 現在もハワイ真珠湾に保存されてる「戦艦ミズーリ」1945年9月2日日本が敗戦し、「降伏文書」調印式が行われた。そのミズーリに同年4月11日14時43分沖縄開戦時米軍の艦砲射撃を一身に受けながらもミズーリに体当たりした零戦の瞬間を捉えた写真・・・その写真の真実を探っていく阿知氏の心血を捧げる取材にも感動したが、「特攻」した敵兵への「ミズーリ艦長キャラハン」の勇気ある水葬にも感動。
    散華したパイロットが誰だったか!?その奇跡を辿る著者の情熱を感じて下さい。
    2006年12月初旬朝日新聞にも「カミカゼ」の記事で連載記事が掲載されたエピソードです。

全3件中 1 - 3件を表示

可知晃の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×