尖閣を奪え! 中国の海軍戦略をあばく

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  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769815518

作品紹介・あらすじ

なぜ中国は"尖閣諸島"にこだわるのか?彼らの本当の狙いとは何か?自衛隊で情報畑を歩んだ元陸将が独自の視点で分析するシーパワーの激突。激浪の狭間で日本が生き残るための「次の一手」を読む。

感想・レビュー・書評

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  • PLANのトップの呉勝利が習近平に海洋戦略をブリーフするってスタンスは面白い。
    マハンの海洋戦略が著された時の西へ西へと進んで中国に関心を持ち始め、経済的に発展してった頃の米国と現在の中国と似てるとこがあるってことで、もともと沿岸防御用のブラウンウォーターネイビーだった中国海軍をブルーウォーターネイビーにしていくのにマハンの海軍戦略が参考になるぞと。
    今中国の海軍戦略というとA2ADなんかが話題になるけど、外洋に出よう出ようとしているところを考え合わせるとマハンの理論で読み解こうって考えは荒唐無稽ってわけではないですね。

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著者プロフィール

福山隆 ふくやまたかし
一九四七年長崎県生まれ。防衛大学卒業後、陸上自衛隊幹部候補生として入隊。九〇年外務省に出向、大韓民国駐在武官として朝鮮半島情勢のインテリジェンスに関わる。九三年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。陸将補、西部方面総監部幕僚長、陸将を歴任し、二〇〇五年退官。ハーバード大学アジア上級客員研究員を経て、現在、広洋産業株式会社顧問。

「2022年 『ロシア・中国・北朝鮮が攻めてくる日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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