海軍カレー伝説

著者 : 高森直史

• 潮書房光人新社 (2018年5月30日発売)

感想・レビュー・書評

[hpsさんの感想 · 2022年8月6日]

横須賀の海上自衛隊サマーフェスタへ行くお供に。
海軍カレーというのは民間発祥で、海軍が毎週金曜に食べていたという事実もなく。後追いのように海自カレーをそれぞれ展開していった、というのは意外でした。
往々にして話が逸脱しつまらない駄洒落には鼻白みますが、ちょこちょこ面白い情報が載っています。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎという具がいつ揃ったのか、なんて考証も。
海軍が飯が美味いとされるのは船で、専門に作る係がいるからで、陸軍は地上で採集したものを敵にばれないように食べなくてはならない、という根本の考え方の違い、というのも興味深い。さらにカレーの登場自体は陸軍の方が早かったらしい。
これから、もし海軍基地の近くにカレーがあれば、伝説の俗称「海軍カレー」ではなくそれぞれが独自に創意工夫し作られた「海自カレー」を食べてみたいです。

[tonpeiさんの感想 · 2018年11月1日]

図書館の新刊コーナーにあって、ひょいっとお気軽に借りてきた(^^;)カレーの伝説というか、歴史？がみっちり詰まっていた(；・ω・)このエピソード前にも読んだな～というものもあったけれど、何で読んだのか思い出せない(--;)そしてこの本を読み終わる頃に、今度友人と高森さん監修の海軍カレーを食べに行く事が決定してビックリ！でも楽しみ♪