艦長たちの太平洋戦争 新装版: 34人の艦長が語った勇者の条件 (光人社ノンフィクション文庫 9)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (517ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769820093

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  • 太平洋戦争を生き抜いた艦長たちの証言集。

  • 太平洋戦争を生き残った大日本帝国海軍の艦船艦長たち34人の記憶に基づく証言集。緊迫感あふれる洋上で何が起こっていたのか、どう判断して行動したのかという得がたい話ばかりである。巷間伝わる定説とは大きく異なる内容を含む貴重なものもあるが、著者含め既に鬼籍に入られた方ばかりなので再検討は困難であることが残念。

  • 34人の艦長の証言をもとに構成。壮絶な戦いの末に生き残った人々の言葉、これ以上の真実味はあるまい。繰り返し読みたい名著である。既にお亡くなりになった方もいる事だろう、謹んで哀悼の意を表しつつ、レビューさせていただいた。

  • 扶桑、瑞鶴、大和、那珂、隼鷹、伊勢、長門、日向、球磨、利根、初月、綾波、秋月、浜波、有明、時雨、伊168、響、春風、伊47、伊58、神風、文月、朝風、伊41、皐月、伊401、刈萱、梨、椿、楢、崎戸、海防艦第4号、海防艦第81号

  •  艦長たちのそれぞれの思考が独特で面白かったです。
     しかし、共通する部分も多く、雷撃機や爆撃機に対する避け方など皆さん同じ事を言っていたのには真実味を感じました。
     逆にバラバラだったのが、真珠湾攻撃を計画した山本五十六への賛否やレイテで反転してしまった栗田艦隊への賛否などはそれぞれの立場で語ってくださっているので、ひとつの事柄でも色々な視点があるのだなぁと再確認できます。
     あと、感慨深かったのは回天について米国は情報規制をしている(現在進行形)と言い切っている方々です。損害があまりにも大きかったが故に隠しているのではないかと。公になっている回天の活躍(と言っていいのかは不明ですが)はあまりにも少ないのですが、もし隠していることがあったのならば。と思ってしまいます。

     まぁ、それでも戦後数十年経った後のインタビューなので美化されている部分も多いと想いますけれど。

  • 詳しい感想は<a href="http://zero.s79.xrea.com/zero/archives/2004/12/post_55.php">こちら</a>

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