零戦の遺産 新装版: 設計主務者が綴る名機の素顔 (光人社ノンフィクション文庫 86)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769820864

感想・レビュー・書評

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  • 堀越さんはゼロ戦を設計したすごい人なんだけれど、露骨に自画自賛されるとちょっと引きます。

  • 堀越技師や零戦にかかわった人々の言葉などを通して、零戦がどのような過程を経て出来上がった飛行機なのか、また零戦が世界に与えた衝撃、今でも例え話に使われる名機として人々の記憶に残り続けている飛行機であることの意味がよくわかる。

    日本にとっての第二次大戦が、零戦とともに始まり零戦とともに終わったことをよく知ることができた。

    知識不足で技術的な話を100%理解することができなかったので、知識がついたら再読したい。

  • 1963年から1964年にかけての雑誌の連載記事をまとめたもの。
    1963年当時のアメリカ空軍及び海軍で導入が計画されていた戦闘機TFX(のちのF-111)を巡る上院調査委員会で「零戦」の例えが出たことに「愉快な気がしないでもない」と語る筆者。
    所与の条件下で精一杯の仕事をして生み出した零戦に対しての誇りを感じているのだろう。
    戦後すぐにまとめられた「零戦」より時間が経っていることもありより客観的な話を集めたものと思う。

  • 4769820860 220p 2003・2・17 新装版

  • 前半は、著者の人生の振り返り・・。後半は一気に技術論へ・・。んんー。

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著者プロフィール

1903年、群馬県生まれ。東大卒業後、三菱重工業に入社。零式艦上戦闘機を含め、雷電、烈風と、後世に語り継がれる名機の設計を手がけた。

「2012年 『零戦 その誕生と栄光の記録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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