航空テクノロジーの戦い 新装版: 「海軍空技廠」技術者とその周辺の人々の物語 (光人社ノンフィクション文庫 114)
- 潮書房光人新社 (2004年11月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769821144
感想・レビュー・書評
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海軍 航空技術廠
山本五十六が設立し、かつて横須賀の追浜に存在した海軍の技術研究開発機関である。
陸軍よりも技術を重視し、より自由な気風を有する海軍にあって、より自由闊達な雰囲気は、大学の研究室の様であり、技術者にとっては理想的な環境であった。
戦後、所属部員の多くが民間企業の技術者として転出し、技術立国日本を支え、高度経済成長を支える礎となった。
私も技術者の端くれとして、先人達の熱意に敬意を払うとともに、技術と熱意の継承を考えたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
当時現場で働いていた人に聞き取りをして書いた本。
『海軍空技廠』の続巻に当たるものだというのでそちらも読んでみたくなった。 -
この著者のライフワークなのかな。大戦中に海軍の技術開発研究所でもあった「海軍空技廠」を細かく色々な人の話をつかい解説しています。技術者なら代用材料等は面白いと思います。星3つにしましたが個人的には結構楽しめました。
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合成ゴム,黎明期プラスチック材料,代用鋼など,周辺技術への言及が豊富
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