航空テクノロジーの戦い 新装版: 「海軍空技廠」技術者とその周辺の人々の物語 (光人社ノンフィクション文庫 114)

著者 :
  • 潮書房光人新社
3.50
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 45
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769821144

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 海軍 航空技術廠

    山本五十六が設立し、かつて横須賀の追浜に存在した海軍の技術研究開発機関である。
    陸軍よりも技術を重視し、より自由な気風を有する海軍にあって、より自由闊達な雰囲気は、大学の研究室の様であり、技術者にとっては理想的な環境であった。

    戦後、所属部員の多くが民間企業の技術者として転出し、技術立国日本を支え、高度経済成長を支える礎となった。

    私も技術者の端くれとして、先人達の熱意に敬意を払うとともに、技術と熱意の継承を考えたい。

  • 当時現場で働いていた人に聞き取りをして書いた本。
    『海軍空技廠』の続巻に当たるものだというのでそちらも読んでみたくなった。

  • この著者のライフワークなのかな。大戦中に海軍の技術開発研究所でもあった「海軍空技廠」を細かく色々な人の話をつかい解説しています。技術者なら代用材料等は面白いと思います。星3つにしましたが個人的には結構楽しめました。

  • 合成ゴム,黎明期プラスチック材料,代用鋼など,周辺技術への言及が豊富

全4件中 1 - 4件を表示

碇義朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×