一式陸攻雷撃記 新装版: 海軍七六一空の死闘 (光人社ノンフィクション文庫 212)
- 潮書房光人新社 (2008年7月1日発売)
本棚登録 : 27人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769822127
感想・レビュー・書評
-
現場の感覚と、著者が書かなかった心情を思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一式陸上攻撃機に乗っていた方の戦記。マレー沖などを経験しておらず、最初から劣勢真っ只中の状態で始まる話は、常に死と隣り合わせ。それを生き抜いた筆者の類稀な精神と運と多々ある要素は読んでいて驚愕。
後半は島で生き残ったその戦記。艦砲射撃って物凄いンだなと知った。あと洞窟で自決した人人の描写が物悲しい。
戦後、この戦記を書くのにあたって42年間かかったということだった。42年。私はまだその半分程度しか生きていない。この一冊には、それだけの想いが詰まっている。
全2件中 1 - 2件を表示