中立国の戦い―スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標 (光人社NF文庫)

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  • 潮書房光人社
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769824633

感想・レビュー・書評

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  • 第一次世界大戦、第二次世界大戦中の各国の歴史についてよく知らなかったので非常に参考になった。中立を宣言した国々は欧州では弱小国家だったが、大国の圧力から国を守るために四苦八苦していたことがよく分かった。第二次世界大戦はファシズムとの民主主義の戦いと定式化すれば分かった気になるが、実際は反ファシズム陣営も大国のエゴで小国を蹂躙していた。中立宣言は、自国の領土を侵されないための手段ではあるが、筆者の言うとおり、大国の干渉の中で、中立を守ることがいかに大変であるか、中立のために、他国の要請を拒否することも、周辺諸国に対してはマイナスに働く場合があり、かえって恨みを買う羽目にもなる。きれいごと、建前だけでは、筋を通すことも大変である。
    人と人の関係のように国家間の関係も同じように感情が支配する泥臭いものだ。筆者が最後に述べている、自国の歴史観ばかり主張して隣国との対立を深めるようなことにエネルギーを割くのではなくもっと別のところに目を向けるべきだという主張には同感である。

  • 「悪文」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4535574758とどちらを借りるか迷って、結局こちらを借りた。
    ちらりとみた「悪文」の悪い例のようなひどい文章。
    あっちを読めばよかった。

    前書きを読むだけで疲れた。
    たとえばドイツの再軍備がどうのといきなり書いてある。
    WW2後の再軍備かと思いきやWW1後の話だった。
    どの戦争か書こうよ…

    推測を重ねてまで読みたいほどの内容でもなさそうなので前書きだけでやめた。
    売り物の文章でこの質はひどい。
    巻末の広告を見ると、光人社NF文庫自体の質が悪そう。

  • 一部速読。
    タイトルにある3カ国のみではなく、同じく中立国であったトルコ、アルゼンチン、イランについても言及されている。スイスが米英から「誤爆」と称する攻撃をたびたび受けていたことが意外だった。またトルコの中立的な様子が、現代の姿(イスラム圏でありながらNATOとの関係も良好)にも通じている気がした。

  • スイスやスウェーデンの成り立ちや第二次世界大戦中に中立を維持するためにどれだけの苦難があったかが書かれている。スペインやポルトガルやアルゼンチンとか大戦中に何したかあまり知られてない国々も紹介されてて勉強になった。

  • 中立国が「自らの平和」を守るための苦難を描いた
    武器無き「中立」は無意味なのだということがわかる
    平和とは何かを考えるために最適な一冊です

  • 09/04/17読了
    中立って物凄く難しい立場だというのをこの本で漸く知った。
    中立だと自分が言うだけでは中立になり得ない、周囲もそう認めて初めて中立になれる。中立になる事も、中立である事も物凄く難しい事。後その国の歴史がざっとわかるのもいい。どんな立場だったから中立である事を決めたのかとか。

  • お勧めです。それぞれの国の立場が良くわかり、文章も読みやすかった。入り込めました。

  • 中立というとスイスのイメージが強かったのですが
    スウェーデンの戦いをいかに避けるかの苦悩の記事が
    特に印象に残りました。難しいです。



  • 双子のような「ブッシュ親子」よ!!これを是非♪読んでみたまえ(笑)お二人にプレゼントしちゃいますぅ♪(笑)って言うか「頭つかえよぉ〜〜〜!!」って感じ?!

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