還って来た紫電改―紫電改戦闘機隊物語 (光人社NF文庫)

  • 潮書房光人社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769824862

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  • 4-7698-2486-6 308p 2008・12・22  2刷

  • どの章も丁寧に書かれていて、作者の人情味溢れた実直な人柄が伝わってきた。
    事実の丁寧な描写により、戦争はただ人が死んでいくのみではなく、そこに様々な人の思いが混ざり合っているのだとひしひしと感じた。
    リアルな戦闘機乗りとはどういうものか知りたいならば読んでほしい名著である。

  • 大切な青春が戦争に沈んだのではない。そう思う方が罪深い。戦わなかったものからどうしてそれが言えるのだろう。
    彼らは青春を、命をかけたのだ、大きな歴史の中で。

    次々と減っていく仲間。
    帰ってこない滑走路に立ちつくす場面で、私の気持ちも立ちつくす。
    大空に向かって叫び出したい。
    帰ってこい、帰ってこいと大声を張り上げたくなった。

    見たこともないけれど、著者が失った仲間たちの笑顔が、私の脳裏にも自然に浮かんできて涙がにじむ。

    彼らは今の日本をどう見るだろう……。

  • 彼らの攻撃は猛烈だった。
    12機編隊のB−29は1機当たり6門、合わせて72門の機銃が火を噴く。
    たちまち、「弾の壁」が出来てしまうんだが、彼らはそこを突き抜けて攻撃して来た。
    大変な勇気だ。
    あまりに接近してくるので、搭乗員の顔が分かったほどだ。
    率直に言うが。
    あんなに勇敢なパイロットは他にいない。

    (アメリカ搭乗員の証言)

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