本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫)

著者 : 中村秀樹
  • 光人社 (2006年5月1日発売)
3.00
  • (0)
  • (4)
  • (9)
  • (2)
  • (1)
  • 本棚登録 :57
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769824930

本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 特殊な船なので特殊な用兵をしましょうという本。
    軍全体に占める構成員の割合が非常に低いため、発言力が無く、他の兵科の下に付けられたりして独自の用兵がされにくいのが問題だと指摘されている。
    資料としても使えるように、各作戦に使用した潜水艦の型が列挙されている部分が多い。
    終盤には海上自衛隊の方針に対する熱い思い(批判)が書かれており、読み応えが有る。

  •  長期耐洋能力が潜水艦の武器としての長所だが、乗員の心理的ケア、精神状態を高レベルに保つ方法等は触れず。むしろ、乗員へ我慢を強いるが如き記述。◇注目点。①海自の潜水艦部隊は、ソ連潜水艦攻撃目的の集団。が、本来想定すべきは島嶼・本土の上陸部隊(艦船による兵員・武器輸送)に対する日本近海での邀撃(特に冷戦後に妥当)。これに有効とは言い難いとの指摘。②確定手順の効率化・細密化に独創性有るが、状況に即応した手順変更は不得手(正確には後手)な日本。同じ支出でも別の工夫は可能なのでは…。

  • 潜水艦はその特殊性故に用兵に無理があってはいけないというくだりは参考になった。

  • 潜水艦という特殊な艦船の使い方-用法-を、第二次世界大戦時の日本と、アメリカで比較して解説。

    潜水艦に限らず日本軍(もしくは日本の組織まで拡張できるかも)の前例主義と、成功体験を忘れない体質と、アメリカのいつでも見直し、失敗から原因を追究・反省していく体制の差を明らかにしている。

    また、現在の自衛隊は潜水艦の特殊性(隠密性、単独行動、脆弱さ)を生かすための組織なっていないとも。

全4件中 1 - 4件を表示

中村秀樹の作品

本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫)はこんな本です

ツイートする