幻の航空母艦: 主力母艦の陰に隠れた異色の艦艇 (光人社ノンフィクション文庫 514)

著者 :
  • 潮書房光人新社
3.86
  • (1)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769825142

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 皮肉にも軍縮時代に各国が知恵を絞りつぎつぎ建造した航空母艦。これが2次大戦の帰趨を握ることになるとは。

  • よく知らなかった。フランスの航空母艦、あるいは、イギリスの計画中の超大型空母ジブラルタル級など、知らない空母が出て面白かった。日本も量産型の雲龍級、空母を計画してみたいだが、日本は、空母用のカタパルトは、開発できない。レーダーもまともなのはない。また、艦載機の航空エンジンも、1900馬力で、完成度が低くて、稼働率が低い。また、2000馬力級の航空エンジンも開発がうまくいかないのに、あちらは、空母用のカタパルトは、持っていて、日本では、運用できない護衛空母からは、艦載機は飛ばすは、また、海上レーダーを持っていて、対空砲の砲弾にレーダーを積んで、VT信管をつけて、対空砲で、日本の飛行機がどんどん、打ち落とされるは、また、エセックス級は、もちろん、120機搭載可能な化け物のようなミッドウェー級も完成が、近く、艦載機も航空エンジンは2000馬力で、完成度が高くて、稼働率が高いのに、3000馬力級、航空エンジンも完成、更に4000馬力の航空エンジンも開発中であった。これでは、信濃が、沈没されなくても、先が見えている。この本を読んで、終戦時期を誤ったのではと思ってしまう。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

大内建二(おおうち・けんじ) 昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞。主な著書に「海難の世界史」「日本の航空機事故90年」成山堂書店がある。

「2020年 『WWⅡ 商船改造艦艇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大内建二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×