海防艦第二〇五号海戦記 新装版: 知られざる船団護衛の死闘 (光人社ノンフィクション文庫 521)

著者 :
  • 潮書房光人新社
2.86
  • (0)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 29
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769825210

作品紹介・あらすじ

敗色濃くなった昭和十九年末に就役、海上護衛戦の尖兵として休むことなく走りつづけた海防艦の航跡を綴る-高雄で討たれず、香港で沈まず、室蘭で生き残り、終戦後も引揚艦として南方各地の邦人、復員兵の輸送に従事した奇蹟の艦の記録。爆雷員として乗り組んだ若き水兵が描く壮絶、非情なる護衛戦闘の実態。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 戦中に入隊し一年10ヶ月、海軍に奉職。 高雄や香港などで港内で艦載機による空襲を無傷で潜り抜けた海防艦に乗艦。船団が壊滅したり、僚艦が沈んだり敗色濃厚だが内地が空襲や砲撃された被害を見てはじめて実感してるから艦と陸上が隔絶しるな。と、思えた

  • 対空戦闘中に気絶していたり、娼家で童貞を捨てたりする逸話を赤裸々に語っている。
    勇猛な戦士の本ではないが、これはこれで面白い。

  • 9784769825210 220p 2007・2・17 

  • ブックオフで100円コーナーで大和、武蔵、という海戦モノのメジャーテーマでないのところに興味を持ち購入。
    太平洋戦争において、大型戦艦同士の艦隊戦から空母から発進した戦闘機同士の制空権を争う戦いと気付いた日本が急ピッチに建造された小型艦へ乗船された方の証言。

全4件中 1 - 4件を表示

江口晋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×