帝国海軍士官入門―ネーバル・オフィサー徹底研究 (光人社ノンフィクション文庫 528)
- 潮書房光人新社 (2007年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769825289
作品紹介・あらすじ
日本海軍では、大砲を撃ったり飛行機に乗ったりする兵科をはじめ、軍医さんも軍艦をつくる造船官も、その他、色々をひっくるめて、各科における少尉以上の高等武官を『士官』と呼んでいた-。規則ずくめの軍隊の中の用語一つ一つの定義を理解し、海軍のそして士官社会のハイ・ソサエティーな実体を詳解する。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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20111209喜久屋書店西神中央
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海軍が教育をどのようなものと考えていたのかがよくわかる。企業内の教育、育成、キャリアパス設計を検討するにあたり、大いに参考となるのではないか。大日本帝国において軍の教育モデルは現在では批判的に語られる(エリートのみを養成する云々)こともよくあったが、たとえば戦艦という大きな組織体を機能させるためにはどういう職種の人びとが必要で、彼らをどのように養成するか、指揮、戦略を担当する人材はどのように育っていくべきかなど、ヒントとなるように思われる。
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読みました!金子を考える為の”華族”に続いて、こちらは土田を考える為の本!海軍ってこんなに種類あるんだ、レベルから入る激しく初心者な私ですが、そういう組織とか、どうやって進級?していくのかとか、前段階の学校から含めて分かる本。海軍を知る資料として良いかと思います。