あっと驚く船の話: 沈没・漂流・失踪・反乱の記録 (光人社ノンフィクション文庫 580)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769825807

作品紹介・あらすじ

古来より、船の事故はつきることがなく、レーダーやGPSが駆使される現在でも海難の七〇パーセントは人間の不注意、不用意な行動に起因するといわれる。本書に登場する二九隻の艦船にはどのような恐るべき出来事が起きたのか。近代から現代までの一八〇年間に生じた人間の失態による驚くべき事件をそれぞれの時代背景と共に綴る。

感想・レビュー・書評

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  •  客船や軍艦やタンカーや商船などなど、様々な船が辿った数奇の運命をまとめた本。知らない話が殆どなので(畝傍と陸奥とドイツのトール号と洞爺丸ぐらい)、なかなか楽しく読めました。
     どんなに危機が発達しても、なかなか人災は防げないものなのですね。そして、些細なミスが大事故に繋がっていることが殆どで、ケアレスミスって怖いなぁと実感しました。

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著者プロフィール

大内建二(おおうち・けんじ) 昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞。主な著書に「海難の世界史」「日本の航空機事故90年」成山堂書店がある。

「2020年 『WWⅡ 商船改造艦艇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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