陸軍潜水艦: 潜航輸送艇マルゆの記録 (光人社ノンフィクション文庫 662)
- 潮書房光人新社 (2010年10月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769826620
作品紹介・あらすじ
正式名称「陸軍潜航輸送艇」秘匿名マルゆ。設計は陸軍技術士官、建造は機関車・ボイラー工場、そして乗員は元戦車兵。海にはシロウトの陸軍が、計画決定後わずか10ヵ月で1号艇を完成、終戦までに40隻を竣工させ、制空権なき海を遥かフィリピンへも派遣させたマルゆ-日本軍ロジスティクスの欠陥が生んだ決戦兵器を関係者の証言で綴る話題作。
感想・レビュー・書評
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旧日本軍の歪のしわ寄せによって誕生した○ゆ。悲劇でもあり喜劇でもあり。
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このような兵器を造らなければならなかったところに、この前の戦争が、見た目はともかく、その実、無理に無理を重ねた戦争だったことがよく現れている。
書き口は読みやすかったが、もう少し、時系列を追って記述してもらったほうがわかりやすかったかもしれない。
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