防空艦: 航空機に対する有効な兵器となりえたか (光人社ノンフィクション文庫 865)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769828655

作品紹介・あらすじ

高速で飛来する航空機に対し、高角砲と機銃を駆使して艦船はいかに戦ったのか。圧倒的な数を集中させた雷爆撃を行なう敵機を迎え撃つ特異な艦艇。英米日で実用化された「防空艦」の実態を図版と写真で詳解する。

感想・レビュー・書評

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  • 旧海軍に限らず、第二次大戦での防空艦を網羅した本。
    船だけに限らず、その搭載火砲の差異(とそれらのカバーする空域に関する問題)、艦隊の隊列と艦船密度など多角的にみられる良書。
    珍しい船では英国の外輪観光船改造防空艦なんかもあります。(防空火力だけで見ると秋月級を除く旧日本海軍の駆逐艦より上に見えるのですよね)

  • 副題の航空機に対する有効な兵器となりえたかの答えは、読んでみれば解りますが、ハードウェアのみに力を入れる日本に対して、ハードウェア+ソフトウェアの両輪を活用する米英、今とあまり変わってない気がします。

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著者プロフィール

大内建二(おおうち・けんじ) 昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞。主な著書に「海難の世界史」「日本の航空機事故90年」成山堂書店がある。

「2020年 『WWⅡ 商船改造艦艇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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