老人と海―The old man and the sea 【講談社英語文庫】

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  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770022486

感想・レビュー・書評

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  • I read this book ,English version, for the first time.
    It was very simple story, but it was difficult to read for me.

    This phrase, "make him pay for the line" was impressive.


    はい、ということで洋書を読もう第三弾⁈です。

    老人と海は高校生の頃に日本語訳版を読んだことあったけどなんも覚えてなかったわ、、、

    ストーリーもただただ老人がカジキマグロと死闘を繰り広げるというあらすじだけで英文を追ってました。

    まぁでもそんぐらいがいいかもしれない。読んだことない本の話ではないけど、
    「あぁ老人と海ってじーさんがマグロ釣るやつでしょ?」
    って感じで話を持ってけるから笑

  • 日本橋

  • 日本語では簡単に読めても、英語ではかなり難解という典型の本だと思う。わからない単語だらけで、苦戦に告ぐ苦戦。

  • 老人は一人で一枚の帆の付いた小舟で漁に出る。かつてはたくさんの魚をとった。しかし、近頃は何日も収穫のない日が続いた。少年は老人に漁を教わり、彼を信頼し、彼のことをとても好きでいつも一緒に漁に出るのが好きだった。しかし、彼の両親は少年を別の船に乗るように指示した。老人は一人、遠くまで漁に出てついに大きなカジキをとりり船に縛り付ける。しかしそのカジキの血の匂いを嗅ぎつけて鮫の群れがやってくる。老人は鮫と格闘し、入り江にたどり着いた時には疲れ果て、またせっかくのカジキもほとんど鮫にその肉を食われてしまっていた。漁師たちは彼を心配し、とりわけ少年は彼を労わる。その残った骨の大きさから少年はあらためて彼の漁師としてのすごさを知り尊敬するのだった。

  • キューバ旅行の際に持って行って読了した1冊。Courage in the face of defeat and personal triumph won from loss と書評には書いてあったけれどそこまで深くは読めなかった。短文で写実的に淡々と情景を描きだす文体というのはその通りで、そのような静かな英文を味わうにはまだ自分の英語力が足りなかったということなのかもしれない。文構造も単語も比較的平易で文意自体はほぼ取れているのだけど。

  • これは邦訳版を中学生の頃に読んだけど、「頑張ってつったカジキマグロが無残にもサメに食われてしまう」というストーリーしかその頃は心に残らなかった。

    今、読んでみると味わい深い。自然の細かい描写とか、老人のマグロに対する愛情にも似た気持ちとか。語りという面でも興味深い小説でした。

    これでノーベル賞を受賞した理由がわかった気がしました。

    ちなみに私が読んだのは違う版なのですが、出てこないのでこれに。

  • 日本語訳版で読んだ内容をほとんど忘れていて、アンソニー・クイン(だったかな?)の印象が強く残っている本作を、デンゼル・ワシントンの『イコライザー』を観て触発されるように初めて英語(端折られていない原作なんだろうか?そこは不明)で読む。
    これは英語で読むべき作品のような気がする。確かに老人が主人公なんだろうけど、一方で老人、魚、鮫等が混然一体となって"he”で表現されていて、老人を無垢に信じ切る少年含めて読み手に人間はあくまで生かされる存在である厳然たる事実を考えさせてくれる。
    多分アメリカでは教科書に出るような国民文学なんだろうと推察するが、もし当方の想像どおりだとしても全く驚きません、はい。

  • やっぱり英語の原書版の方が臨場感増す。

    いい本でした。

  •  たしか小学校高学年の時,学校から先生に引率されて映画館で映画を見た。50年経ってから原著を読んだわけだが,内容をイメージするのに映画を見た経験は役に立ったようだ。また,50年も前のことなのでじゃまにはならなかった。理系の自分には難しい(かなり文学的な)英語だったが,読み始めると止まらない面白さ(状況が生き生きとイメージできる)があった。ある学生が,日本語訳を読んだが文が長くて難しかった,と言っていた。日本語訳でも難しいのか。。
     英語としては,he が魚をさしたり人をさしたり,sheといえば老人が乗っている小舟,sheet は帆のシートではなく帆脚索(ほあしづな)だったり,seaが波の意味だったり,構文よりもそういう言葉の使い方を正確に理解することの方が難しいかも,と思った。
     1月13日の人間ドックの待ち時間で半分ほど読み,あとはボチボチだったが,一昨日,昨日の東京出張で一気に読み終えた。文学作品づいてきて,その後,最後のリムジンバスの中で,iPadの中の源氏物語(与謝野晶子訳)を読み始めた。

  • キーウエスト、アメリカなどを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

Ernest Hemingway
1899年、シカゴ近郊オークパークで生まれる。高校で執筆活動に勤しみ、学内新聞に多くの記事を書き、学内文芸誌には3本の短編小説が掲載された。卒業後に職を得た新聞社を退職し、傷病兵運搬車の運転手として赴いたイタリア戦線で被弾し、肉体だけでなく精神にも深い傷を負って、生の向こうに常に死を意識するようになる。新聞記者として文章鍛錬を受けたため、文体は基本的には単文で短く簡潔なのを特徴とする。希土戦争、スペインでの闘牛見物、アフリカでのサファリ体験、スペイン内戦、第二次世界大戦、彼が好んで出かけたところには絶えず激烈な死があった。長編小説、『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』といった傑作も、背後に不穏な死の気配が漂っている。彼の才能は、長編より短編小説でこそ発揮されたと評価する向きがある。とくにアフリカとスペイン内戦を舞台にした1930年代に発表した中・短編小説は、死を扱う短編作家として円熟の域にまで達しており、読み応えがある。1945年度のノーベル文学賞の受賞対象になった『老人と海』では死は遠ざけられ、人間の究極的な生き方そのものに焦点が当てられ、ヘミングウェイの作品群のなかでは異色の作品といえる。1961年7月2日、ケチャムの自宅で猟銃による非業の最期を遂げた。

「2023年 『挿し絵入り版 老人と海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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