アルジャーノンに花束を [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス

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本棚登録 : 215
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770023728

感想・レビュー・書評

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  • アルジャーノンは主人公でなく、 実験に使われた白ネズミのことだった。

    手術によって知能指数68の白痴から、 天才になった主人公チャーリー。

    一人称で書かれているこの本。
    文体が徐々に変化していく所では、 自分が読者というより、 研究報告書を読んでいる1人の研究員のような錯覚に陥る。

    頭が良くなれば、 みんなの仲間に入れてもらえる、 母親からの愛情を受けることができる

    そう信じていたのに、
    天才になって仲間だと思っていた人々の 同情、憐れみ、馬鹿にする態度、
    を知り、さらに孤独になるチャーリー。

    白痴の自分も、天才になった自分も
    同じであることを、ひたすらに訴える。

    1人の人間であること。

    手に入れた最高知能が再び消えていく時に、チャーリーは何が大切なのか気付く。

    そして、彼がまた白痴に戻った時に
    「世界の全てを知りたい」と願うのは
    皮肉で、切ない。


    後半は、読むのが苦しい。

    チャーリーの苦悩、絶望が流れ込む。
    だけど、知らないといけない。
    そして、私達は考えなくてはならない。
    答えは簡単に出そうにないけれど、
    ずっと考えなくてはならないのは確かだ。

  • 中学生か高校生のときに購入したのを、先日実家に帰ったときに発掘。英語の勉強がてら読んでみた。もともと話自体は好きだったためスラスラと読むことができた。
    「賢くなりたい」という気持ちや、中盤以降の徐々に知能が失われていく苦悩の描写を通して、考えることや知性ってなんだろうなと考えてしまう。自分が賢くなることにあこがれているからというのも大きいけど。

    ところで最近大型の書店にいってもルビつきの本がなかなか見つけられない。自分としては対訳の本よりも読みやすいと思うのだけど、人気がなかったのかな。ちゃんとルビなしで原書で読めるようになりたい。

  • とても読みやすかった!
    読み始めはまあまあかな‥なんて印象だったものの、途中からどんどんと面白くなり、比較的短い日数で読み切ることが出来た。

    賢いこと・人より知的に優れていることが必ずしも幸せに繋がるとは限らないこと、
    知識がついて賢くなればなるほどに、他のことに無頓着になるということ、

    これについて学ぶことのできた一冊。

  • アルジャーノンに花束を読んだ方々。日記の書き方で知能レベルがわかるこの作品、原作(英語)ではどんな風に書かれていたんだろうと気になりませんでしたか?
    確かに気になるけど英語そんなに自信ないし・・・そんな人にお勧めなのがこの本です。
    行間にはルビ用のスペースがあり、単語や慣用句にはルビで意味が、スペルミスには正しいスペルが書かれていて、いちいち辞書を調べなくても英文を読み進めていけます。いきなりこれからでは多少厳しい可能性もありますが、日本語版を読んだことのある方であれば中学卒業〜高校程度の英語力でだいたい読める内容となっています。
    もし書店で見かけたらパラパラとめくってみることをお勧めします。

  • 考えさせらる

  • 人間は知能が高いと幸せなのかーそんな知性と感情の変化を巧みに表現した作品です。過去に日本語で読んで感動したその小説は、英語ではどう書かれているのでしょうか。ルビ訳付で英語力が低くても読めます。(よっしーさん)

  • ルビ訳付きはよい。英文を読む場合、通常はわからない言葉があっても辞書はひかずに飛ばしていきますが、どうしてもモヤモヤが残ります。その点、ルビ訳付きはモヤモヤしません。内容は、少々古い部分もありますが、人の幸福とは何か、という永遠のテーマ。読みにくさもあるものの、最後は涙なくては終われない。何度も読み返しました。

    • iupacwooさん
      ルビ訳付というものを初めて読みました。便利ですね。英文を読む場合、わからない単語があっても辞書は引かず、こんな意味かな、くらいで飛ばしていき...
      ルビ訳付というものを初めて読みました。便利ですね。英文を読む場合、わからない単語があっても辞書は引かず、こんな意味かな、くらいで飛ばしていきますが、なにかモヤモヤが残ります。しかしルビ訳付はいい! モヤモヤしないです。
      さて、肝心の本の内容、TVドラマとはだいぶ違っていて、日記風ですね。知能が遅れているということをミススペルや単純な文章ということで表現している。なかなかユニークなスタイルです。しかし、最後涙なくしては終われない。最後を何度も読み返してしまいました。人の幸福とは、、、、。
      2015/06/22
  • 2014.12.4読了。Kindle原書。
    面白く、考えさせられる。子どもから大人になって境を過ぎると子ども以下に落ちる。多くの人間はCharie Gordonのような人生を歩んでいるんじゃないか?

  • アルジャーノンに花束を。有名な本のような気がするけどストーリーは知らなかった。ちょっと古いSF、という感じ。おもしろかった。
    ルビーブックスいいなあ。英語で読み通した気になる。ただ読みたい本は少ないんだよね。

  • 全編英語(*_*)一度に二ページペースで読んでたんですけどあまりにもサボって間を置きすぎて全300ページ読むのに一年と4ヶ月も掛かりました(^^;;英文に馴染むためにはもっとペースアップしなきゃなぁ(^^;;

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