天才の創りかた

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770025852

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  • 「ネコはしご」とか、未知のものをイメージするとき、側頭葉から前頭葉にかけてイメージを膨らませる。前頭後野を育てると想像力も鍛えられる。

    読み聞かせから音読、読書がとても有用。

    認知症高齢者の学習療法が興味深い。高齢者が傷つくのは簡単な問題を与えられた時ではなく、簡単な問題ができない時。
    学習療法には音読、計算があるが、音読は子供向けのものでは足りない。

    98歳の方のエピソードが印象的。
    学習により、軽度アルツハイマーによるエピソード記憶が改善したと。
    音読、計算を経て過去を思い出して英語を学ぼうとするのがすごい。
    かわいい。

    途中からなんだか天才の作り方からそれた?

  • チェック項目24箇所。才能は脳の活動から生まれる。本の読み聞かせ。語りかけ。計算問題。読みのトレーニング。夜は明かりを消す。昼は太陽の光を浴びるなど。脳力は遺伝で決まらない。環境的要素強い。3歳までに脳は急激に発達する。テレビを見ているときは脳が休まれている状態。11~12歳まで前頭前野が急激に発達する。想像力の源泉は言葉の力。言葉を巧みに扱うことができるようになるには「読書」。学習療法では老眼鏡を用意。どの道の達人も前頭前野を使わなくなるが、相手の表情を読んだり他の作戦を考えることなどに使えるようになる。読み始めの数分は音読から入るのがベスト。音読・計算意外で前頭前野を鍛えるには手の指を使って何かを作り出す(両手ならなおよい)。家族や友人と話す(相手の目を見る。気持ちを汲み取る)。芸術活動をする。すべて「楽」を求めるとだめ。ちょっとストレスがあるくらいがよい。脳が冴えている時間は朝。朝食を食べた後。アルコール・・・ほろ酔いでやめるのがよい。

  • 脳トレで著名な川島教授による、脳に良い習慣やトレーニングが紹介されている。彼の研究過程はあまり興味がなかったので、自身の習慣に取り入れられそうな点をピックアップしてつまみ食い的に読んだ。

    脳を鍛えるうえで重要なのは前頭前野を刺激することであり、そのための施策として読書、特に音読による効用は大きいようだ。自身の資格試験の勉強や、仕事のウォームアップとして採用するのもよかろう。

  • 具体的な天才のつくりかたは冒頭に少し述べられいるだけだった。脳をどうやって活性化させるかが主な内容。少し大変な作業をしたほうが前頭前野の働きを助けるようだ。

  • 音読・計算が頭には良い。読書が重要。

  • 20/7/19

    閃き>自分とぜんぜん違うバックグランドを持った人と話をすること

    IQの高さと社会での成功率の相関関係のきちんとした統計はない

    既存のアイデアの組み合わせ>猫ハシゴ

    基礎基本のトレーニングで鍛えた脳に、応用する経験を積ませて初めて応用力がつく

    緊張>頭の中で数を思いっきり早く数えてみる

    感覚モダリティー>1つに集中>聴く事に集中すると、触るため、見るために動く脳の血流がさがる。

    サルには利き手がない。

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所所長。
1959年千葉県生まれ。東北大学医学部卒業後、同大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学助手、同専講師を経て、同大学教授として、高次脳機能の解明研究を行う。人の脳活動のしくみを研究する「脳機能イメージング」のパイオニアであり、脳機能開発研究の国内第一人者。ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズの監修者。学習療法を応用した『脳が活性化する100日間パズル』シリーズ(学研)や『楽しい!脳活パズル120日』(学研)など著書多数。

「2022年 『美しい日本の祭礼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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