エルマーとりゅう - Elmer and the Dragon 【講談社英語文庫】

  • 講談社インターナショナル
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本棚登録 : 49
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (99ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770028211

感想・レビュー・書評

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  • 【概略】
     動物島で囚われの身となっていた龍を助けたエルマーは、龍に空を飛んで自宅まで帰宅することになった。帰宅の途につくエルマーと龍だが、激しい雷雨に見舞われ、とある島に不時着することとなる。そこにはカナリアのコミュニティができており、なんとその王様は深刻な病にかかっているという。その病気の名前は「知りたがり病」、代々受け継がれる秘密の謎を解き明かしたい王様に、エルマーと龍は力を貸すことになる。エルマー三部作の2作目。

    2010年11月18日 読了
    2021年12月28日 読了
    【書評】
     翻訳されたものをずっと読んでおらず、「王様の病気ってどんな名前がつけられてるのだろう?」と思って調べてみたら「知りたがり病」なんだねぇ。素晴らしい。翻訳家さんは、時として小説化と同等以上に命名センスが問われるね。
     2作目はカナリアの皆とのやりとり、トリロギーって2作目あたりは中だるみしそうなものだけど、いやいやいや、面白いよ。王様の好奇心に病む姿とか、龍の子どもな感じとか、楽しめる。そして、人間達が残した宝を動物達が楽しむあたりも、イイ。小学校の時に音楽の授業で買わされたハーモニカも、エルマーの物語では羨ましい、なんか欲しくなる楽器になるという。子どもの、いや、人の冒険心を徹底的にくすぐる作りだよね。
     1作目を読んでなくても十分に楽しめる作品なので、もし自宅に積み読状態であるようならば、どうぞトライしてもらえるといいと思うよ。

  • 講談社英語文庫
    ※2002.2.23購入
     2002.2.25?読了
     2004.7.17売却済み

  • エルマーが竜を救出後、家に帰るまでの間のお話。竜が嵐の後、かたまってしまったところが可愛いかった。。エルマーは相変わらず軽快に竜や鳥達を助けるなどして活躍して、楽しい。

  • エルマーの第2弾。第1巻の"My father's dragon"では、息もつかせないくらいに次から次へと危険な猛獣が現れるといった構成だったが、この巻ではぐっと落ち着いたものになっている。大きなエピソードは2つだけ。展開のスリルは失ったものの、その代わりに物語としての細密さや膨らみを獲得したと言えるだろう。この文庫版で唯一残念なのは、挿絵がモノクロームであること。あのカラフルな絵も大きな楽しみの1つなのだから。黄色とブルーのボーダー柄の竜と、赤と白のボーダーシャツのエルマー。あの躍動感がまたいいのだ。

  • 英語の勉強の一つとしてお勧め!

  • あるとき年老いたのらねこから、どうぶつ島に捕らわれたかわいそうなりゅうの話をきいたエルマーは、すぐに島へ向かい、無事にりゅうを助け出しました。りゅうは、とても喜んで、エルマーを背中にのせ、空をとびながら、うれしそうにこう言いました。「助けに来てくれたお礼に、きみの行きたいところへ連れていってあげる。どこがいい?」「いろんなところへいきたいな。でも、ぼくはきみを助けるために、十日もうちを出たきりだから。そろそろ帰らなくちゃいけないんだ。」おうち探しの途中に立ち寄る島々で、エルマーとりゅうは、またまた冒険と出会います。

  • 091014(t 091103)

  • 相変わらずドラゴンが可愛い。

  • 語数[] 
    【京都市の蔵書図書館】下京 久我

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