翼よ、あれがパリの灯だ

  • 恒文社
3.75
  • (2)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (575ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770407412

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 史上初の大西洋単独無着陸横断飛行のノンフィクション。
    実際に読んだのは「少年少女世界文学全集」にて。

  •  1927年、ニューヨークのルーズベルト空港からパリ、ル・ブルジェ空港までの5180キロを、たったひとりで無着陸横断飛行したリンドバーグの記録です。リンドバーグが飛んだのは、ライト兄弟が初めて飛行機で空を飛んでから、たった20年目のことです。莫大な賞金がかけられたフライトは、多くの飛行機乗りが挑戦したものの誰も果たせずにいたものでした。リンドバーグは小さな機体に大量の燃料を積むため、操縦席をずいぶん後ろに移動しなければなりませんでした。座席から前方が見えないという状況で、33時間もの飛行を成し遂げたのです。

     そのハイライトとなるのがパリ上空のシーン。やっとパリに着いたという感慨とともに、美しい夜景が彼を出迎えます。現在のパリの夜景は、リンドバーグ当時とそう違いません。この都市は建築規制が厳しく、高層ビルがほとんど建てられていないからです。私たちも夜着便であれば、リンドバーグと同じ感動を、飛行機の窓から味わうことができます。パリへの飛行時間は約12時間。機内の読書にはちょうどいい量でしょう。

     ちなみにル・ブルジェ空港はセーヌ=サン=ドニ県にあったフランス最初の国際空港。現在のシャルル・ド・ゴール国際空港が開港してからは定期便がなく、いまはパリ航空ショーの会場として知られています。

  • 1927年、ニューヨークのルーズベルト空港からパリ、ル・ブルジェ空港までの5180キロを、たったひとりで無着陸横断飛行したリンドバーグの記録です。リンドバーグが飛んだのは、ライト兄弟が初めて飛行機で空を飛んでから、たった20年目のことです。莫大な賞金がかけられたフライトは、多くの飛行機乗りが挑戦したものの誰も果たせずにいたものでした。リンドバーグは小さな機体に大量の燃料を積むため、操縦席をずいぶん後ろに移動しなければなりませんでした。座席から前方が見えないという状況で、33時間もの飛行を成し遂げたのです。

    そのハイライトとなるのがパリ上空のシーン。やっとパリに着いたという感慨とともに、美しい夜景が彼を出迎えます。現在のパリの夜景は、リンドバーグ当時とそう違いません。この都市は建築規制が厳しく、高層ビルがほとんど建てられていないからです。私たちも夜着便であれば、リンドバーグと同じ感動を、飛行機の窓から味わうことができます。パリへの飛行時間は約12時間。機内の読書にはちょうどいい量でしょう。

    ちなみにル・ブルジェ空港はセーヌ=サン=ドニ県にあったフランス最初の国際空港。現在のシャルル・ド・ゴール国際空港が開港してからは定期便がなく、いまはパリ航空ショーの会場として知られています。

全3件中 1 - 3件を表示

佐藤亮一の作品

ツイートする
×