おとなになる本

  • 径書房
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本棚登録 : 167
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770501325

作品紹介・あらすじ

立派な大人にはならない。正しい大人にもならない。楽しむために、自由になるために、私たちは「おとな」になる。

感想・レビュー・書評

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  • 誰しもがある時期おとずれる焦燥感や虚無感があって、子供のころには自覚していなかった、顕在化していなかった自分自身の能力や性格や体質が、成長するに従って表れてきます。僕らは理想と違う自分を受け入れることができずに、日々をつまらないものと感じ、以前は意識もしていなかった自信というものををなくして、自分を偽ったり、他人を攻撃することで、自分の精神のバランスを保とうとします。それに気づいて、人生を見つめている時期、一歩前進したくなったときに読んでみたらどうでしょうか。1

  •  この本を必要としているのは、社会に出て来る若者たち。その時の彼らに、この言葉は届くのか・・・

    ブクログのフォロワーさんの本棚で見つけました。さっそく図書館で借りて見た。

    分かりやすい良書です。
    でも悩んでる時に本の言葉が届くかなぁ・・・届くといいなぁ・・・

  • 簡単な文章だが無駄のない、どれも的確にこの世の中で自立して生きるために必要なことが述べられている、既におとなである人にもおすすめな一冊。引用をしようとしても全て引用したくなり、どこも選べなくなってしまうほどの簡潔さ。
    特に第二章の「自分の現在地を知る」では、自分が社会でどのような評価を受けているのかという現在地を把握し、それが社会的に評価されていない場所であっても必ず道はある、という励ましは、大人になっても道に迷ったときに冷静に自分を見つめる手助けとなる考え方だと思う。
    他にも基本的な考えは自分自身を信じ、行動すれば報われるといった、周りをあてにしないように生きろというメッセージが詰まっている。

  • 娘にプレゼントした本の中でも
    彼女が大切にしている一冊です。
    夫もこの本は何度も読んでたなぁ。
    自分が出せない、そんな時に読んでたみたい。
    パットの優しく力強い文章が
    うまく日本語に訳されていると思います。

  • 大人になっても十分に考えさせられる本。
    迷った時、すこし心の元気がなくなっている時など、パワーをもらえる。
    いつでも開けるように手元に置いておきたい本。

  • 道に迷い、どうこれからを描いていったらよいかわからなかくなったときに読んだ本。
    今の若い子たちに時折お貸しすることがある絵本です。
    自分は自分でいいんだ。自分を持っていいんだ。って
    気持ちがらくになり、力をもらえる絵本です。

  • 友達のだんなちゃんの書庫にあって、おもしろかったから自分で買った self-direction(自己決定)の大切さについて書かれたアサーティブトレーニングの本 薄くて読みやすいので、たまに読み返して自分が惑ってないか確認するのに使う

  • 決断するときには、自分の頭、心、身体、すべてで決断しよう。感情的になって決断したり、頭だけで考えて決断したりすると、どうしても失敗する事が多い。心も体も頭も、すべてがイエスというまでは、無理して決断する事はない。そのうちに、あなたの中のすべてがイエスというときがきっとくる。
    って言葉を聞いて読んでみたくなった。いい本だ。

  • 思春期に私を救ってくれた大事な本。
    今、将来の事とか、生きる意味とか、そういう事に悩んでいる10代の少年少女に読んで欲しいなぁ。。。

  • 1つ1つの言葉がとても心に響く
    忘れていたことを思い出させてくれる本

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著者プロフィール

アメリカの臨床心理学者。元アサーティブ・トレーニング・センター所長。二人の娘の母親でもある。『自分を好きになる本』は9か国で発売されているベストセラー。多くの人々に自尊心の大切さを教えている。

「2013年 『おとなになる本 NEW EDITION』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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