不美人論

  • 径書房
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本棚登録 : 70
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770501851

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    タメになりました。美人の方には必要ないと思われるかもしれませんが女性なら読んどいて、世間の厳しさを知っておくのもいいかもしれません。

    それと、不美人だけでなく、現在の日本がいかに、生き難いことになっているか特に学校に通っている人々の大変さが染みます。

    「友達」との関係を維持していくことに全精力費やしているかのような
    歪んだ人間関係についても書かれていて、勉強をするどころでない。
    自分が受け入れられない、受け入れてもらいたいと思っている人の心が書かれている。

    誰かに、他人に受け入れてもらえないと心配。
    でも、みんな(美人も不美人も関係なく)同じような事で悩んでいるんと思うのですが・・

    いろんな世間を知ることで、目の前の悩みは薄くなると思うんですが、学校に通っているとそれこそが1番、難しいのですね。

    ニーチェのルサンチマン、「不幸と苦しみにみまわれた時、どうやってルサンチマンを乗り越えて肯定的に生きることができるか」考えた人の話や
    「自分だけが不運だ、自分だけが穴ぼこに落ちている」と感じる人には、フッサール~と哲学の先生ならではの説明もわかりやすかったです。

著者プロフィール

漫画家。深い洞察力と独特のギャグセンスで熱狂的なファンをもつ。現在は首が太くてタートルネックが似合わない黒帯企業戦士の男性(←夫らしい)と二人暮らし。おもな著書に、『持病のシャタク』『気やすめ言葉館』(小学館)、『友子の場合』(全3巻・小学館・映画化)、『レンジで5分』『新婚合宿』『考えることで楽になろう(協力=西研)』(メディアファクトリー)などがある。現在、ダ・ヴィンチで「みなっちの失恋反省会」連載中。

・もう一つのプロフィール……
一見、華奢でおとなしそうにみえるが、相手がどんなにエライ人でもずけずけと物を言い、まわりをハラハラさせる。が、その割には嫌われず、むしろ好かれるから不思議。「自画像がかわいすぎないか」の問いに、「ノープロブレム。それが漫画」とのこと。

「2004年 『不美人論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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