ケアリング: 倫理と道徳の教育-女性の観点から

  • 晃洋書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771009486

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳の質に、章ごとにばらつきがあり、突っ込みどころ満載の本である。ただ、首を傾げたくなるところが多いのは翻訳のせいばかりとはいえないようだ。
    倫理学者の品川氏によれば、「ノディングズ自身の自己誤解」によって、不明瞭だったり不正確だったりする箇所がちらほら。ケアリングの分野での大著であるが、鵜呑みにするよりは批判的に読むことで、こちらにも新しい発見があるかも?しれない。

著者プロフィール

【著者】ネル・ノディングズ(Nel Noddings)
1929年生まれ。タトガース大学で数学の修士号を取得。小学校教師、ハイスクールの数学教師、教育行政官を勤めた後、スタンフォード大学において教育哲学で博士号取得。アメリカ教育哲学会会長、デューイ学会会長、全米科学アカデミー会長などを歴任。スタンフォード大学名誉教授。著書は『ケアリング─倫理と道徳の教育 女性の観点から』(晃洋書房)、『教育の哲学─ソクラテスから〈ケアリング〉まで』(世界思想社)、『学校におけるケアの挑戦─もう一つの教育を求めて』(ゆみる出版)、『幸せのための教育』(知泉書館)など多数。

「2020年 『人生の意味を問う教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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