無期懲役囚の更生は可能か: 本当に人は変わることはないのだろうか

著者 :
  • 晃洋書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771024144

作品紹介・あらすじ

大学教員と懲役囚との往復書簡。

感想・レビュー・書評

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  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB11323545

  • 新書の「反省させると犯罪者になります」のほうが、要点だけを取り出して、センセーショナルな見出しで論じているために、簡潔でわかりやすい。この本は、その内容をもっと詳しい過程を描いたもので、学術的な検討に耐え得るものとなっている。

  •  無期懲役囚とのロールレタリングを通して,その変化を見続けたもの。
     
     他人を大切にするには,まず自分を大切に出来なければならない。
     他人に優しくするには,自分に優しく出来なければならない。
     これが,著者の主張。

     犯罪者についつい求めがちな改悛だが,それ以前に彼ら自身の抱えている困難さに目を向ける必要があるということだろう。

     司法を刑罰と修復の二面から考える必要性を痛く感じた。

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著者プロフィール

立命館大学教授

「2012年 『ロールレタリング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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