国際関係のなかの子どもたち

  • 晃洋書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771026681

作品紹介・あらすじ

貧困・戦争・搾取-世界の子どもの苦悩と、その背後にある国際関係。子どもの尊厳を守るために、今、私たちが学ぶべきこと。世界中で脅かされる子どもの権利。子どもたちを苦しめる国際関係とは?子どもたちを救う取組みとは?国際関係論を中心に、労働法、国際人権法を加えて、国際関係のなかでの「子どもの安全保障」の問題を考察し、読者とともに、対応策と解決策を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 子供は身体が小さく地面に近いところにいるため爆発すると大人よりも重大な傷となる。目覚ましい回復力を持ち合わせているのも子供であるが、成長期特有の困難も伴う。切断された四肢が成長して縫合部分が痛み、手術を繰り返さなければならないこともある。義手・義足を使えば生活の質が改善されるが、子供の場合成長が早く、頻繁に義肢を作り直す必要がある。大人であれば再調整はおよそ5年毎でよいが、小さな子供の場合には半年から1年毎に新しい義肢が必要だ。再調整は苦痛を伴うものであるだけでなく、経済的な負担ともなる。杖や車椅子も成長に合わせて変えなければならない。

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著者プロフィール

1937年生。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学名誉教授。京都女子大学客員教授。国際関係論。『国際関係論』(法律文化社、2011年)。

「2015年 『人間存在の国際関係論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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