お馬鹿さんなふたり

著者 : レベッカ・ブラウン 野中柊

• 光琳社出版

感想・レビュー・書評

[宇宙のうめ子さんのレビュー · 2015年4月13日]

ダブルパロをしている人がいたので、パロ元読んでやろうじゃねーか、と思い読んだ本。

このころからかなりはっきり自覚したけど、私は割と身体的欠損とか暴力とか物理的に痛いものが苦手なんだと思う。
身体を意図的に傷つけるのは怖いし、共感できない。
ただし、そういう要素のある方が、狂気のある方が作品を盛り上げるのかな、当たり障りのない話は印象も当たり障りないのかな、とも思う。
身体的に痛いことってわかりやすくインパクトや狂気を与えるので、それが苦手っていうのはなかなかに楽しみを目減りさせている気がする。

そういう暴力的なものを好む人って、どういう風にそれを解釈して読んでいるのかとても気になる。

本書自体は詩的でアートな作りだった。
本を開いたときのインパクトはとてもある。

[ミラコさんのレビュー · 2012年5月9日]

昔ジャケ買いした本。
「私たちがやったこと」として、今は文庫で手に入るけど、断然こちらがオススメ。

[nnnbklgさんのレビュー · 2011年3月5日]

古本屋さんで購入。宝物です。装丁imageが無いのが残念…！詩のように配された文章の頁と、モチーフが沢山敷き詰められた原色のコラージュ写真が交互にやってくる。１頁開けばそこは熱い内臓みたい。 文庫だと「私たちがやったこと」というタイトルなんですね、

[ハナタレさんのレビュー · 2008年8月3日]

なぜ私には語れないのか、

ふたりがしてしまったことを。

[jilleさんのレビュー · 2007年6月14日]

究極の恋愛本。一冊丸ごとアートです。

著者プロフィール

1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。

「2017年 『かつらの合っていない女』 で使われていた紹介文から引用しています。」