暴力と聖性: レヴィナスは語る (ポリロゴス叢書)

  • 国文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772003681

感想・レビュー・書評

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  • レヴィナスの書かれたものを読むよりは、本人にインタビューしたもの方が多少なりともその哲学的エッセンスに触れられるのではないか思っていたが、「他者への有責性」などに関わる部分については、やはりそうたやすく理解できるものではなかった。
    特に、巻末のおかれた未刊行テクストの「非志向的意識」についての文章は、その術語の特殊性も相まって、自分などの理解力ではまったくその内容を理解することはできなかった。

  • 11/08/08。

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    レヴィナス哲学入門(主体の誕生;「私はあなたのものだ」;哲学の道徳)
    レヴィナスとの対話
    未刊行テクスト(非志向的意識;アンリ・ネルソン)

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』『日本習合論』(以上、ミシマ社)、『私家版・ユダヤ文化論』『日本辺境論』など多数。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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