すーちゃんとねこ

著者 :
制作 : さの ようこ 
  • こぐま社
3.88
  • (11)
  • (8)
  • (15)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 89
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772100342

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「100万回生きたねこ」の作者佐野洋子さんによる創作初期の絵本。すーちゃんという女の子とネコちゃんが仕返しし合う話である。久々に読み返したが、強烈に残った印象はそのままである。
    風船を女の子から取り戻そうと叫び続ける必死なネコちゃんと、それを無視し続ける女の子の意地悪な描写の対比は残酷である。そして次の日、たくさんの風船を空に飛ばしたネコちゃんに続いて、昨日奪った風船を女の子が空に飛ばして、二人で一緒に空を見上げるところには爽やかさを感じた。

  • ===
    (2010年11月05日のニュースより)

    『100万回生きたねこ』で知られる絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんが5日午前9時54分、乳がんのため亡くなった。72歳だった。葬儀は近親者のみで執り行い、後日、お別れの会を開く予定。(オリコン)

    ===
    ねこちゃんがつかまえたみずいろの「ぴっかぴかのふうせん」をすーちゃんは横取りしてしまう。すーちゃんがふうせんちゃんとお茶をしたりおふろにはいったりしているあいだ、ねこちゃんは「ぼくのなのに!」と窓の外でないている。そんなはなしだったと思う。今の自宅に置いていなくて、実家にあるのだけれど、さのようこ(佐野洋子)さんが逝去されたニュースを知って、メモ。

    「おじさんとかさ」や「百万回生きたねこ」よりも、色合いが淡くて、子どもの頃に一番好きだった佐野洋子作品はこの本だったな。

  • 風船。
    すーちゃんとねこちゃんがお散歩していたら風船を見つけた。風船をとったのはねこちゃんだけど、わたしがねこだったらとれたのにっていってすーちゃんが取ってしまった。
    風船をひとりで可愛がるすーちゃんを見ていると、ひとの恋人を取ってキャッキャしてるように見えてきた。

  • むかしから、すーちゃん、大キライだった。
    ねこちゃんのいやなことを、これみよがしにするから。
    ねこちゃんは、そんなことをされても、でも、ぜったいふうせんはねこちゃんのものだから、ずうっときになっている。
    もういいもん、ってならない。なれない。

    「ぼくの・・・・・ぼくの・・・・・」

    翌朝、ねこちゃんは同じ場所で、もっとたくさんの風船を捕まえることができた。
    だけどねこちゃんは、たくさん捕まえた風船を、すーちゃんの前でみんな空に飛ばしてしまう。
    みせしめだろうか、あてつけだろうか。
    すーちゃんとはなかなおりできたのかな。

    分からないまま今に至る。たぶんずっと分からないままだろう。


    追記
    家にあった本を読み返してみたら、歌を歌いながら何も反省せずに、楽しそうに風船と散歩をするすーちゃんの顔が黄色いクレヨンで塗りつぶしてあった。(それがこの本の絵のタッチと相まって、自分でやったのか元からそうなのか一瞬わからなかった)
    痕跡本。

  • 5分くらい。
    すーちゃんとねこは一緒にお散歩。ねこが見つけた風船を、すーちゃんが取って、家に帰っちゃった。
    ねこは、風船を見つけた木に登って、風船が来るのを待った。
    そしたら、たくさんの風船が!

  • <よく眠りたまに色々考える主婦>

  • すーちゃんはドS笑。

  • こどものころから大好きなえほん。私も子どもの頃、空を飛ぶ風船をもらうと顔を描いて名前をつけて、大事にしていたなあ。
    ラストで風船を次々に手放していくところが何度読んでも切なくて胸が震えます。

  • 仲がいいのか悪いのか。
    すーちゃんはちょっとわがままな子。
    ねこが健気。

    最後は一緒にけんかの原因になった風船を飛ばして仲直りかな。

全16件中 1 - 10件を表示

さのようこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
馬場 のぼる
にしまき かやこ
酒井 駒子
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする