となりの花さかじじい

著者 :
  • こぐま社
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本棚登録 : 73
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772100564

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭から桃太郎?の話だったり、日照権だったり、完全に馬場ワールドのオリジナル花さかじいさん。
    読み聞かせに向いていそう。面白かったです。

  • 2022.6.16 4-4

    2021.7.15 6-1

  • 約8分

    「となりの花さかじじい」
    そう。『となりの』です。

    知っているような、初めてのような、、、
    どうなるのかな?と、ワクワクします。
    「騒音公害」「日照権」など、難しい単語も出てきますが、低学年でも 雰囲気で楽しめる一冊だと思います。

  • 978-4-7721-0056-4
    C8793\1500E.
    となりの花さかじじい
    作:ババのぼる
    1977年12月20日第1刷発行
    2012年3月15日 第3刷発行
    発行所:株式会社こぐま社

    著者さん
    馬場のぼる 1927年~2001年
    青森県三戸町に生まれる 
    1949年上京児童漫画から絵本へ
    代表作:11ぴきのねこシリーズ
    イタリア・ボローニャ児童図書展でエルバ賞受賞
    1995年紫綬褒章受章

    花さかじいさん・・。
    お話の始まりはおじいさんが山へ芝刈りに、おばあさんが川へ洗濯に行く。
    おばあさんが桃を拾ってくる。桃から犬が生まれる。(え?!桃? 花さかじいさんって出だしこんな感じだっけ?)
    この犬がここほれワンワンで となりのじさまたちに殺され 松の木になったら切り刻まれて、臼になり、燃やされて灰になり、花を咲かせて殿さまからご褒美がもらえて、となりの意地悪じいさんは近道の橋が壊れて川に落ちた絵で終わり。最後の奥付のページには山とカラス 
    むかしむかし あるところに じさまと ばさまが ありました。で始まり、
    最後の一行は 「はい、どっとはらい。」でした。

    大好きな作者さんの一冊

  • ももたろうと、はなさかじいさんのパロディです。
    悪いおばあさんは洗濯もせず昼寝をしていたり、拾った桃の中から犬が生まれたり、ハチャメチャがおもしろい。
    そこに馬場のぼるさんのとぼけた挿絵がまた楽しい。
    高学年だからこそわかる本だと思います。
    また題名にもある通り、この本は隣のおじいさんが主人公なのです。もちろん悪いじいさんなのでじじい、です。

    平成28年6月   5年1組

  • 2012/6年生でも読んだ。

  • 花さかじいさんなのに犬が桃から出てきたり、そもそも悪役側のおじいさんとおばあさんが語り手サイド。
    面白いな。
    オチもいじわるおじいさんは橋から落ちて将軍様が行ってしまう。

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著者プロフィール

1927年、青森県三戸町に生まれる。1949年、上京し漫画家としてスタートした。漫画『ブウタン』で第1回小学館漫画賞、『11ぴきのねこ』で第15回産経児童出版文化賞、『11ぴきのねことあほうどり』と日本経済新聞連載の漫画『バクさん』で第19回文藝春秋漫画賞受賞。『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』で、イタリアの子どもたちが選ぶイタリア・ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。一連の業績に対して、1993年に日本漫画家協会賞文部大臣賞、1995年に紫綬褒章受章。2001年没。

「2023年 『馬場のぼるのおえかき教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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