くまさぶろう 改訂新版

  • こぐま社 (1978年1月1日発売)
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本棚登録 : 405
感想 : 34
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  • 本 ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772100595

作品紹介・あらすじ

くまさぶろうは動物園のゾウも盗めるほどの大泥棒。ついには、おいしいものを食べた人の満足感や、人の気持ちまで盗めるようになります。そして、泣きたい子どもの気持ちや悲しい心を盗みながら旅を続けるのでした。

感想・レビュー・書評

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  • 心に残りすぎて、購入してしまいました。
    くまさぶろうが、自分の家を失った後に、できるようになったこと。
    その中で、何が大切なことか、何が自分の心に嬉しいことなのか、気づいたのかなあ。

    優しく、あたたかい気持ちになるストーリーと絵です。

    いろんな経験を経て。
    くまさぶろうのような人になりたいな。

    2017.8.21
    先輩が好き、とのことで拝読。
    えっなにこれ?と、ステキすぎて、言葉もない。

    みんなにオススメしたい一冊。

  • 閉架図書にありました。
    今までに読んだことのない。ストーリー。
    たくさんの人読んでほしい

  • どろぼうが色んなものを盗んでくれる話

    タイトルからでは想像できないよい作品でした。優しい気持ちになります。どうか色んな町を旅してほしいです。
    絵も優しくてきれいな色でした。

  • 離れているものは吸い寄せ、大きなものは縮めて盗る不思議な能力で、誰にも気付かれずにどんなものも上手に盗んでしまう泥棒の名人『くまさぶろう』。
    子どもの砂遊びのシャベルやポケットの中のミニカーを盗んでいた悪党全開の前半と、子どもたちの泣きたい気持ちや悲しい心を盗む優しさがじんわり滲む後半で、くまさぶろうの印象がガラリと変わる。
    最初は固い表情だった7歳の息子も「最後がいい」と好印象。
    くまさぶろうの盗んだ悲しい気持ちが、子どもたちの喜ぶ顔で嬉しさに変わるのもホッとするなぁ。

  • 名作!
    物から心へ、平和になる!
    今まで知らなかった!知らなかった心をぬすまれて、この名作に出会うことが出来ました!
    ありがとう!

  • かわいらしい絵で、くまが主役のお話かと思ったら、スリのおじさんのお話でした。
    初めは人のものを盗み続けていましたが、ある時人を驚かせるためにゾウを盗み、その結果全てを失ってしまう。
    それからくまさぶろうは、困っている人の痛みや気持ちを盗み、人の役に立つ喜びを得ていく。
    達人的な盗み技を良い方向へ生かすことができた。
    こんなスリなら大歓迎ですね。

  • 素敵なと盗人

  • びっくりしたところは、くまさぶろうがぞうをちいさくしたところです。
    くまさぶろうがすごいところはまだあります。みなさんもぜひみてみてくださいね

  • 負の感情を盗むというくまさぶろう。悪い人なのか良い人なのか?子供と考えながら読める本。大人にも良いと思う。

  • k
    4歳1ヶ月

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