- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772101608
感想・レビュー・書評
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風邪をひいて咳でうまく話せない私の代わりに娘に読んでもらった。
大人だって読み聞かせしてもらうのはなかなかいいものだ。(しみじみ、あー幸せ)
ある日突然サイが来て、大きな事件もなく女の子と幸せに年をとっていくストーリー。
ただただ一緒にいることが幸せなんだなと最後の1ページまでしっかりと感じさせてくれる。
本当になんだでもないサイと女の子のお話なんだけど、なんだか良いのよね。
昔おばあちゃんが言ってたの。
普通が一番だって。
きっとそういうことなんだろうなって思った一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな絵本作家・アーディゾーニの作品なので読んでみることに。
タイトルと表紙絵だけでは想像もつかないラストに、心が震えてしまった。
何度も読み返し、そのたびに幸せな気持ちに包まれる。
これは、ダイアナという少女とサイとの長い長い付き合いを描いたお話。
テキストが長いので読み聞かせには不向きだが、動物好きな方には特にお薦め。
突然家にやってきた病気のサイ。
驚き慌てる大人たちをしり目に、ダイアナは優しく迎えるだけでなく身体を
張って守り抜く。
しかも「愛情」だけでなく「正しい知識」まで持っていた。大切なのはここ。
そうして何十年という歳月をふたりは過ごすことになる。
地にしっかり足をついたダイアナの強さ・一途さ・けなげさが、もう涙ぐましいほどだ。
こんな風に好きな動物と一生を共に出来たら、どんなに幸せだろう。
憧れがやまない私。
そのためには「愛情」と「正しい知識」という両輪がないとね。
愛し続けることの大切さを静かに静かに伝える素敵な作品。
アーディゾーニの温かい絵も見どころいっぱい。
ああ、私もダイアナのようでありたい。。 -
どうも素直に読めなくて〜このサイは動物園から逃げ出してジョーンズ家の女の子ダイアナを頼ってやって来たのですよね。
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子供は純粋に良いものか悪いものかわかるのでしょう。本当にあっても良いようなお話です。
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リッチモンドの町のクィーンズ通り43番地のジョーンズさんとおくさんと娘のダイアナのところに、風邪をひいたサイがやってくる。ダイアナはこのサイに風邪薬を飲ませ、看病する。
その後もずっとずっと面倒を見続ける。自分がおぼあさんになっても。
サイは人間に悪いことはしない。 -
大人の私が読んで感動した。
読み終わると、自然に笑顔、で、もう一度読みたくなった。
動物好きには心が温かくなれる話。
子ども、赤ちゃんには
「いいサイ」ってわかるところが素敵。
たくさんの子どもたちに、小さい頃からこんなお話を聞いて読んで、優しい気持ちの
大人になってほしい。 -
動物を大切にする人は幸せになるわね~
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ダイアナがお婆さんになるまでというのがちょっと泣ける。
ダイアナは結婚しなかったのか…。
サイのためかな。