ねこのせかい

著者 :
  • こぐま社
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本棚登録 : 47
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (45ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772190046

感想・レビュー・書評

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  • ねこの日に。だいすきな絵本『11ぴきのねこ』の作者である馬場のぼるさんの画文集。
    「11ぴき」にした理由は馬場さんが「11」という数を気に入っていることと、声に出して読むときに「11ぴき」には強い破裂音が入るからだそう。ギリシャの神殿跡で魚フライ(おいしそう!)を作るねこに厳粛さはない。西部劇風のねこに緊張感はない。どれも聞こえてくるのはニャゴニャゴニャゴという陽気なおしゃべり。なごみます。「馬」の字を崩した馬場さんのサインもねこが飛び跳ねているようにだんだん見えてきます。表紙のねこだけ珍しく四足歩行!

  • 絵本「11ぴきのねこ」出版20周年を記念して作られた画集とのこと。
    画集に書いてあるエッセイにより、馬場さん自身は猫を飼っていないことが分かり驚いた。

  • 宮沢賢治の出身地とちかくの出身だとか、戦後に少し小学校の先生をやったとか、そういう作者の話も交えながらみる絵はまた素敵でした。
    アンパンマンの作者と同じくらいの世代なのかしら?わたしからみると祖父の世代だけど、素敵な作品をありがとうございますと、子供をもつようになり思えたのが良かった。

  • 馬場のぼるさんの本でこんな本があったんだ、と図書館で借りて読みました。

    画集なんですね。何とも温かい絵の数々。この方の描かれる猫は幸せそうな顔が多くてほっとします。冒頭の菜食主義の猫の話は面白かったです。本当にねこまんまを食べる猫が昔は居たんだなあ。11ぴきのねこの誕生秘話も面白かった!シリーズを今度通して読みたいなあと思いました。

  • 馬場のぼるのかわいいねこの絵。

  • 11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展
    2014.7.19(土)- 2014.8.31(日)10:00-19:00
    八王子市夢美術館
    http://www.yumebi.com/index-baba.html

    チラシ画像
    http://nyankomaru.tumblr.com/post/90839466262/11-2014-7-19

    こぐま社のPR
    https://www.kogumasha.co.jp/book/info.php?products_id=1013&zenid=465edb928c29ebd59865a1fe87918883

  • 請求記号・726.5/Ba  資料ID・310001144

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著者プロフィール

1927年、青森県三戸町に生まれる。1949年、上京し漫画家としてスタートした。漫画『ブウタン』で第1回小学館漫画賞、『11ぴきのねこ』で第15回産経児童出版文化賞、『11ぴきのねことあほうどり』と日本経済新聞連載の漫画『バクさん』で第19回文藝春秋漫画賞受賞。『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』で、イタリアの子どもたちが選ぶイタリア・ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。一連の業績に対して、1993年に日本漫画家協会賞文部大臣賞、1995年に紫綬褒章受章。2001年没。

「2023年 『馬場のぼるのおえかき教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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