きっちり・しとーるさん (こぐまのどんどんぶんこ)

  • こぐま社
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本棚登録 : 176
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772190725

作品紹介・あらすじ

しとーるさんは、きっちりしとーる。朝は6時に起きて、テキパキテキパキ時間通りに。職場の図書館でも、パーフェクトな仕事ぶりはお墨付き。でも、時々きっちりしすぎて、周囲の人に怖がられてしまうことも……。そんなある雪の晩、しとーるさんは、家の前で、ノミだらけのガビガビに汚れた子ねこと出会い……。

感想・レビュー・書評

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  • キッチリ規則通りにしないと気が済まないしとーるさん。
    そんなしとーるさん家に行動予測不可能な子猫がやって来る!

  • 子猫と出会って変わっていく、しとーるさん。ほっこりしました。子猫の名前に、クスッとしてしまいました。
    やさしいお話で、絵で場面をイメージしやすく、、読んでよかったって思います。

  • 図書館で働く、なんでもきっちりしているしとーるさんのお話。

    薄い本だけど面白くて読みがいがある。

    低学年におすすめ。

  • しとーるさんが、きっちりしてるのがおもしろい。子ねこが、おしっこをするとおなかに空きができて、ごはんをねだるのもおもしろい。「食べたら、でる。でたら、おなかすく。」って、これおれのこと?って思った。おもしろいでしょ?(小3)

  • 最初はこんな完璧人間おるかいなって思ってたけど、どんどん人間味?みたいなのが見えてきて、1人じゃ生きられないよなーって感じれましたฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

  • 毎朝何時に何をする、毎日の行動がしっかりきっちり決まっているしとーるさん。
    町のみんなが時計がわりにするくらいです。
    行動だけじゃなくて、頭の中まできっちり整理されていて、図書館でお仕事をしているしとーるさんは、ちょっとしたヒントをもらえばお客さんにぴったりの本を渡すこともできます。(そこはとてもうらやましい)

    雪の日に子猫を拾ったことがきっかけとなって、しとーるさんが変わっていくというおはなし。

    今までと同じようにきっちりといかなくなることや子猫の存在によって自分について気づくこともあって、子育てに通じるなぁと面白く読んだ。
    後半の町の人たちとの関わり方が素敵で笑顔になる。
    これも子育てに通じること。

    子猫の名前が素敵!

  • きっちりしとーるさん、なんだかほっこりです。

  • なんでもきっちりしすぎなきっちりしとーるさん。子猫との出会いできっちりしとーるさんにも変化が??

  • きっちりしとーるさん、仕事はできるけど、ぽふっとため息が玉にキズ。だけど、子猫が来たことできっちりできなくなっちゃった。そんなしとーるさんの方が好き。
    ぽふっとしてても、きっちりしてなくても、おおらかであたたかい館長さんやお客さんたちもいい。笑顔になれる本。

  • きっちり・しとーるさんの働いてる図書館で働きたいです(笑)
    館長さんが、ナイスキャラ ♪

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。上智大学文学部心理学科、同大学院修士課程終了。教育相談所、心理相談員を経て、現在は絵本、童話などの創作をしている。絵本に『よくばりぎつねのじろろっぷ』(たるいしまこ絵/福音館書店)『4にんのこえがきこえたら』(はたこうしろう絵/フレーベル舘)、童話に『でんでら竜がでできたよ』(伊藤英一絵/理論社 課題図書)『なきむしおにごっこ』(降矢奈々/ポプラ社)、『てんこうせいはワニだった !』『きっちり・しとーるさん』(こぐま社)『ぼくのドラゴン』(森環/理論社)。YA作品に『虫のいどころ 人のいどころ』『虫のお知らせ』『虫愛でる姫もどき』(l理論社)などがある。

「2022年 『オハヨウどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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