初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル

著者 : 津川律子 遠藤裕乃

• 金剛出版 (2004年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jyuge-muさんの感想 · 2011年9月18日]

研究から遠ざかってる、修士卒業五年以内程度の実践家にむけて書かれた研究マニュアル。事例研究の書き方もあって、個人的には へー って思うところも多々あり。ロールシャッハ研究を例にあげての解説が中心。普段からロールに親しんでる人には、研究実施から執筆までのイメージが湧きやすと思う。

[Keyさんの感想 · 2011年7月31日]

卒論の研究方法・書き方がとてもわかりやすく学べる良書。心理学専攻（特に大学院進学予定）の大学生は持っていて損はないだろう。

著者プロフィール

日本大学文理学部心理学科教授,日本大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コース専攻主任,日本大学文理学部心理臨床センター長。公認心理師,臨床心理士,精神保健福祉士。日本臨床心理士会会長,日本公認心理師協会副会長。心理的アセスメント関係の学会では,包括システムによる日本ロールシャッハ学会副会長,日本心理臨床学会理事。
主な著書:心理的アセスメント関係では,『面接技術としての心理アセスメント』(金剛出版,2018),『臨床心理検査バッテリーの実際』(遠見書房,2015),『投映法研究の基礎講座』(遠見書房,2012),『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』(誠信書房,2010),『精神科臨床における心理アセスメント入門』(金剛出版,2009)など。

「2019年 『心理的アセスメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」