精神分析における言葉の活用

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  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772408929

作品紹介・あらすじ

「はじめに言葉ありき」。本書の主題「活用use」の意味するところは、道具として言葉をどのように利用・運用するかということであり、とりわけ心理療法の空間において、どのように言葉を使うかという点に集約される。まずウィニコットやサリバン、ラングスに加えて、グレイ、ギルといった米国の対象関係論以後の諸学派の理論・技法をバックグラウンドに臨床の仕事にたずさわる著者が、それらの心理療法家たちの理論・技法をわかりやすく解説する。そして、臨床場面における道具としての言葉、言葉の認識機能としてのメタファーの重要性、実際の行為としての発話の力など、言葉とそれに付帯する要素をどのように活用すべきかを示す。本書は精神分析を愛する、そしてそれを標榜する著者が、その利用価値を最大限プラグマティックに拡張したいと願って書いたユニークな臨床指導書である。

感想・レビュー・書評

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  • 注釈の文体がやけにフレンドリーなのが不思議。

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著者プロフィール

妙木 浩之(みょうき・ひろゆき) 1960年生まれ。上智大学文学研究科博士課程満期退学。精神分析家、東京国際大学教授。著書に『寄る辺なき自我の時代』(現代書館)、『初回面接入門』(岩崎学術出版社)ほか多数。

「2019年 『ウィニコットとの対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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