女性の発達臨床心理学

著者 : 園田雅代

制作 : 園田 雅代  下山 晴彦  平木 典子 

• 金剛出版 (2007年10月2日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、女性が生まれ、育ち、育て、老いてゆく中で、さまざまな時期によって立ち現われる女性特有の心身の変化と、その背後にあるこころの課題や葛藤を、生涯を通じた発達の視点から捉えている。そこに必要な発達援助や心理臨床のアプローチについて、臨床心理学や発達心理学、精神医学などの立場から考え、多くの事例をもとに説いた。

感想・レビュー・書評

[hanacjpさんの感想 · 2011年6月23日]

生涯発達観(自分はどうなりたいのか）家族観（どういう家族関係でありたいか）ジェンダー意識（男女がどうあるべきと考えるか）の価値観が人生の困難期や転機に重要。

心理臨床でのエンパワメントを促進するのは、セラピストとの対話の中での、尊重され自由に安全に自分の体験過程を参照し、自己探索ができるという感覚・・・・・・　　　　　　　

力の源泉がクライエントや家族にあるような場の構造とその体験を促進するような対話を生み出すところが、セラピストの専門性

著者プロフィール

創価大学大学院 臨床心理専修

「2019年 『公認心理師 実践ガイダンス　2.心理支援』 で使われていた紹介文から引用しています。」