幻聴が消えた日―統合失調症32年の旅

制作 : Ken Steele  Claire Berman  前田 ケイ  白根 伊登恵 
  • 金剛出版
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本棚登録 : 28
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772410939

作品紹介・あらすじ

この本は一人のアメリカ人男性の統合失調症との闘いの回顧録だ。当事者でなくてはわからない現実、微妙な気持ちの動き、アメリカにおける精神医療制度の光と影がくっきりと浮かび上がる。幻聴が消えた後の日々をケンはどう生きたのか?彼は、当事者のための新聞『ニューヨークの声』の編集長となり、「メンタルヘルス有権者権利拡大プロジェクト」を推進し、2万8千人もの精神障害を持つ人びとの投票登録を支援するなど、アメリカ社会の精神疾患をもつ人々への見方を大きく変える偉業を成し遂げた。

感想・レビュー・書評

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  • 病で苦しんでいたころの人生が壮絶で、引き込まれた。
    うまくいきそうになると、飛び出してしまうことを繰り返し
    全米を横断、ハワイにまで行く。

    リスパダールに出会い幻聴がなくなったという。
    すべての人が彼のように幻聴がなくなるわけではないだろうが
    良くなった人がいる、というだけで、
    後に続く人には希望になる。

    良くなって、現実世界での苦労に直面していくようすや、
    両親や、過去の自分と和解していくようすに感動。
    自分の体験を人のために生かそうと、新聞を発行したり、
    統合失調症の人や家族の相談に乗ったり、
    すばらしい人生だなあと思った。

  • 32年…あまりの長さにため息が出る。こんなに長く毎日耳もとで「おまえは価値がない」と言われ続けるなんて、考えただけでも生きていく自信ない。

    スタートから凄まじい幻聴の声に、読んでるだけで気が滅入るのに、どうなるの?どうなるの?って先が気になって気になって、
    よかったとほっとしたり、ああぁーと悲しくなったり、なんだかんだと一気に読んだ。

    こんなに凄まじいのに、生きのびて生きのびて、生きのびて、なんていうか、パワーもらって、
    著者と本を作った人たちと、本に出合えたことに感謝の気持ち。

  • 14歳から統合失調症に悩まされていた著者が、病の克服への道のりと生活をつづったもの。
    闘病生活が、ありのままに、わかりやすく書かれている。

  • 配置場所:広呉図書1F
    資料ID:30965447
    請求記号:936||S

  • 相談員をしている母から譲り受けた。

  • 2階闘病・体験 : WM203/STE : 3410156961

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